キヤノンが手ブレ補正付きの35mm F2の特許を出願中

エンジニアの嗜みで、キヤノンの28mm F2.8、24mm F2.8、35mm F2の特許が紹介されています。

・Canon 35mm F2.0 の特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • キヤノンが28mm F2.8、24mm F2.8、35mm F2.0の特許を出願中。 3本ともフルサイズに対応する手振れ補正付き単焦点広角レンズ。内2本はCP+2012で発表されたEF28mm F2.8 IS USMとEF24mm F2.8 IS USMの元となった設計だろう。 EF35mm F2もリニューアルを控えているのかもしれない。
  • キヤノンの特許: 負正からなる2群タイプのレトロフォーカスレンズ。防振用レンズを絞り付近に配置することで、防振用レンズの小型化を実現。
  • 3本とも大まかに言えば、球面収差が±0.1mm程度、非点収差がワーストで-0.4mm、歪曲-2.5%、色収差±0.01mm程度。周辺はそれ程よくありませんが、中心性能はかなり期待出来そう。

 

既に製品化されている28mm F2.8、24mm F2.8に加えて35mm F2の特許も存在しているということなので、ぜひ35mm F2 もリニューアルして欲しいところです。

レンズ構成図では、35mmにもISユニットが記載されているので、製品化されればこのレンズも手ブレ補正付きになる可能性が高そうですね。キヤノンは口径の小さな単焦点レンズにはすべてISを搭載するつもりなんでしょうか。