キヤノンが画素の欠損がない像面位相差AFセンサーの特許を出願中

エンジニアの嗜みで、キヤノンの画素の欠損が発生しない像面位相差AFセンサーに関する特許が紹介されています。

・Canon 画質を劣化させない像面位相差AFの特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • キヤノンが像面位相差AFを用いても、画質が劣化しない撮像素子に関する特許を出願中。既存のレンズ資産の利用と高速AFを可能としつつも画質の劣化がほぼないので、後発であっても他社に負けないミラーレスを出せる。
  • 富士フイルムのF300EXRやニコンワン V1/J1で採用された像面位相差AFには、画素の一部を焦点検出に用いるので、いわばドット抜けのような現象が発生する欠点がある。 キヤノンの特許はこの画質劣化を防ぐというもので、1つの画素を2つの副画素(受光部)に分離し、片方のみ使えば像面位相差AF用、両方使えば撮影用とした。

 

画素の一部が抜けてしまうのは像面位相差AFのウィークポイントだったので、この欠点が解消すれば、像面位相差AFはミラーレスシステム用のAFシステムとして理想的なものになるかもしれませんね。登場が噂されているキヤノンのミラーレス機には、この特許の像面位相差AFが採用されるのでしょうか。