キヤノンが4K対応のデジタル一眼レフ「EOS-1D C」を発表

キヤノンが海外で、4K対応のデジタル一眼レフ「EOS-1D C」を正式に発表しました。

Canon announces EOS-1D C 4K DSLR with 8-bit 4:2:2 1080p HDMI output (dpreview)

  • キヤノンは4Kに対応するデジタル一眼レフEOS-1D Cを発表した。このカメラは1800万画素のフルサイズセンサーからAPS-Hクロップによって、ダウンスケーリングなしの4K(4096 x 2160)24p の動画に対応する。

    カメラの主要な仕様はEOS-1D X と共通で、1080p 60または50pに対応し、HDMI端子からの非圧縮の出力に対応する。フルHD動画はセンサー全体からの16:9クロップか、より小さなEF Cinemaズームに対応するSuper35mmサブフレームで録画が可能。このカメラは10000ユーロ前後になり、10月に発売されるだろう。

  • EOS-1D X とEOS-1D C は非常に近い兄弟機だが、キヤノンは4Kの膨大なデータを扱うために、オーバーヒートを避けるような熱管理をしていると主張している。1D C はヘッドホン端子も装備しており、フラッシュシンクロ端子が省略されている。
  • EOS-1D C の主要なスペック
    - 4Kの動画
    - 1080p 50/60fpsm、キヤノンログガンマ
    - 非圧縮HDMI出力
    - 1800万画素フルサイズCMOS
    - スチルの連写は12コマ/秒、14コマ/秒モード
    - 61点AFシステム
    - ISOレンジは100-25600
    - デュアルDIGIC 5+ プロセッサ
    - クリアビューII 3.2インチ液晶モニタ
    - EFレンズと互換性あり

 

最近噂が流れていた4K Cinema EOSが正式発表されました。EOS-1D C はEOS-1D X をベースにしたモデルで、4Kや1080p・60fpsに対応するなど特に動画機能が大幅に強化されているようです。一方でスチルに関する機能は、ほぼ据え置きになっているようですね。

なお、詳細な仕様は元記事に掲載されているスペックシートを参照してください。

 

[追記] 国内でもEOS-1D C が正式に発表されました。

4K動画記録が可能なデジタル一眼レフカメラ"EOS-1D C"を発売 (ニュースリリース)

EOS-1D C 概要 (製品紹介ページ)