オリンパスOM-D E-M5のRAWによるダイナミックレンジの測定結果が掲載

PEKKA POKTAに、オリンパスOM-D E-M5とオリンパスE-P3のRAWによるダイナミックレンジの比較が掲載されています。

Olympus E-M5: Dynamic Range - RAW

  • 以前E-M5のダイナミックレンジのテスト記事を投稿したが、そのときはJPEG相当(Olynpus Viewer2によるカメラ内現像のエミュレート)によるものだった。E-M5に人気の現像ソフト(Lightroom 4.1とCaptureOne6.4)が対応したので、RAWファイルによる検証ができるようになった。
  • LightroomとCaptureOneはほとんど同じ数値を示したが、ISO200では最も違いが大きくLightroomは12.6EV、CaptureOneは12.0EVだった。ISO400では12EVで同一だった。
  • グラフのブルーとグリーンのラインが、E-M5とE-P3のRAWファイルによるテスト結果だ。E-P3のダイナミックレンジは10EV程度で間違いないと考えていたが、この結果はDxO Markと一致している。2つの尊重されているソフトウェア(LightroomとCaptureOne)がE-M5で(ISO200以外は)同じ値を示しており、E-M5の測定値も間違いはないはずだ。
  • E-M5で多くの写真を撮影したが、実写でもE-P3と比較すると、グラフから読み取れるものと同じ傾向を示している。

 

他のサイトのテストでも、E-M5のダイナミックレンジはかなり広いという測定結果が出ていましたが、ここでもE-M5はE-P3に約2EVの大差をつけているようです。

E-P3の測定値はDxOの測定結果とほぼ一致しているということなので、本家DxOでもE-M5のダイナミックレンジのスコアはかなり高い値になりそうですね。

 

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