Nikon 1 のマウントは最大で口径比F0.7のレンズを想定している

エンジニアの嗜みで、Nikon1のマウントに関する特許が紹介されています。

・Nikon F1.2以上の大口径比を実現可能なマウントの特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • ニコンがマウント開口径やフランジバック、イメージサークル等の最適化を図ることで、小型ながら優れたカメラシステムを実現出来る特許を出願中。口径比は最大でF0.7を想定しているようで、既に実施例にはF1.2が存在している。将来的にNikon1の交換レンズには、 F1.2は勿論のこと、F1.0やF0.7がラインナップされるかもしれない。
  • 実施例:
    - 10-30mm f/3.5-5.6
    - 30-100mm f/4-5.6
    - 10mm f/2.8
    - 32mm f/1.2
    - 7-13mm f/3.5-5.6
  • ニコンはあくまでも(マウントの)バランスに拘ったようだ。申請中の特許では特別なことをしたわけではなく、数値パラメータの最適化をしている。
  • (Nikon 1 は)以前からF1.2~F1.4の特許が見受けられるので、ズームレンズ等でローエンド層を取り込んだ後、ハイエンド層を狙う予定なのかもしれない。

 

Nikon 1 のマウントは最大でF0.7を想定しているということなので、将来は超大口径レンズが登場するかもしれませんね。実施例にある32mm F1.2は、Nikon 1 発表時に参考出品されていたポートレート用の大口径単焦点レンズの可能性が高そうですね。