シュナイダーがm4/3用の更なる単焦点レンズを計画中

Photo Rumorsで、最近行われた新製品発表と今後の計画に関するシュナイダーの質疑応答の内容が紹介されています。

Q&A with Schneider Kreuznach

  • シュナイダー・クロイツナッハが最近行われた発表と将来の計画に関するQ&Aをリリースしている。
  • (発表されたレンズの基本スペックは?) 焦点距離14mmで口径比はF2だ。AF機能が搭載されている。
  • (追加のレンズは登場するのか?) 登場する。14mm以外の製品も計画しているが、現時点では詳細は公表できない。
  • (ズームレンズは登場するのか?) ズームレンズは計画しておらず、単焦点レンズのみだ。
  • (対象のなるカメラは?) 全てのパナソニックとオリンパスのマイクロフォーサーズ機に対応する。ライカの一部のモデルにも、アダプターによって対応する。いくつかのフォーラムや写真関係のサイトでソニーEマウントへの対応が報告されていたが、それに反してEマウントの計画は無い。
  • (レンズは実際にドイツで製造されるのか?) イエスだ。全てのレンズはドイツのバートクロイツナハで製造、組み立て、テストが行われる。
  • (スーパーアンギュロン14mmはCPUを内蔵しているのか?) 内蔵している。
  • (レンズはいつ発売されるのか?) ネット上に出回っている話に反して、2013年の第1四半期までは発売されないだろう。
  • (追加情報やより詳細な情報はいつ公開されるのか?) 14mmレンズの詳細はフォトキナ2012で提供する。それまで我慢して欲しい。
  • (このレンズがターゲットとしている人と価格は?) 真剣なアマチュア写真家がターゲットで、価格は現在の計画では1500ユーロを下回るだろう。
  • (アップルiPhone用のコンバージョンレンズはいつ登場する?) これは別のプロジェクトで、まだ開発中だ。発売日はまだ決まっていない。

 

14mm F2の発売は当初の情報よりも遅く来年になってしまうようですが、14mm以外の単焦点レンズも計画されているということなので、来年には高性能な単焦点レンズの選択肢が更に増えそうですね。

Eマウントに関しては現時点で計画がないということなので、今後に期待と言ったところでしょうか。14mm F2がAPS-Cのイメージサークルをカバーしていれば、Eマウント対応版を出すのもそれほど大変なことではないと思いますが、その辺りがどうなっているのか気になるところですね。