・Panasonic ダイナミックレンジ可変の撮像素子の特許(※引用元サイトは閉鎖されています)
- パナソニックが被写体に応じて行ごとに露出時間を調整することで、ダイナミックレンジ、モアレ、解像度を調整可能な撮像素子に関する特許を出願中。
- 動画主体の技術なので、μ4/3の次期AG-AFシリーズやGHシリーズを念頭に置いているのかもしれないが、今や画素数は飛躍的に向上したので、静止画においても、複数の画素を使って一つのより優れた画素を作り出すことは有用だと思う。
- 画素混合はS/N比の向上というメリットもあるが、光量のある場所ではその恩恵に預かることは出来ない。パナソニックの特許は選択式読み出しとし、更に、対になる画素の露光時間をそれぞれ異なる時間にすることで、ダイナミックレンジの向上を図るもの。仮に一つの画素が白飛びだとしても、対になる画素は露光時間が少なく飽和していなければ、信号値として使える。
センサーの行ごとに露出時間を変化させて得られたデータを画素混合すれば、解像度はもちろん落ちてしまいますが、ダイナミックレンジの大幅な拡大が期待できそうです。
出力に対して画素数に余裕のある動画向けに考えられた技術なのかもしれませんが、高画素機ならスチルでも役に立ちそうな技術ですね。
acti
次期GHがどのような新技術を導入する事で動画・静止画それぞれの画質向上を実現してくるのか、期待したいです。
特に動画については、センサー性能の高さばかりではなく、センサーの使いこなし(性能を生かす・ごまかす)のノウハウ蓄積とそれを実現する為の画像処理性能が必要となるんでしょうね。そこからまた新たなセンサー仕様に対する要求が生まれ、改良が繰り返されるのですかね。素子メーカーであり、素子ユーザーでもある強みを生かして、価値の高い製品を生み出してほしいですね。
ろい
もちろん、GH3に新搭載で乗ってくる。
くりえくり
こういう技術開発の方向性を待っていました。
こういう開発を展開すれば、次の世代の展開につながると思う。