ソニーが1/1.7型1240万画素の裏面照射型CMOSセンサーを発表

ソニーが、デジタルスチルカメラ・カムコーダー向けの1/1.7型1240万画素裏面照射CMOSセンサー「IMX144CQJ」の商品化を発表しました。

IMX144CQJ 民生用デジタルスチルカメラ・カムコーダ向け1240 万画素 高速・高感度CMOS イメージセンサ (※リンク先はPDFファイルです)

  • 従来の1/2.3 型裏面照射型と比較して、1/1.7 型裏面照射型にすることで、さらなる高感度・高ダイナミックレンジ・低ノイズを実現。
  • 当社従来品(1/2.3型有効1240 万画素)に対し、1.3 倍の感度向上、1.9 倍の飽和信号量向上を図っている。
  • 従来の1/2.3 型裏面照射型より格段に広い入射角特性と良好なF 値依存性を得ることができたため、光学設計の自由度が向上し、より明るいレンズや高倍率ズームにも対応可能。
  • 4K2K 60frame/s での高精細かつ高速な動画撮影が可能となり、民生用イメージセンサながらも次世代4Kフォーマットに対応。
  • 列並列A/D 変換器の回路構成を新たにすることで、当社従来品に比べ約34% 減の低消費電力化を実現。

 

キヤノンやパナソニックは、1/1.7型クラスのセンサーを一足早くCMOSに切り替えていましたが、ソニーも新たに12MPの裏面照射型CMOSセンサーを投入してきました。新型センサーは、高感度やダイナミックレンジの向上に加えて、斜めからの光にも強いようなので、レンズの小型化にも貢献しそうですね。
------------------------------------------------------------------
96chatさん、情報ありがとうございました。