リコーがコンパクト用の14mm F2.5(4/3用)と19mm F2.5(APS-C用)の特許を出願中

エンジニアの嗜みで、リコーのコンパクトカメラ用の14mm F2.5(4/3インチ対応)と19mm F2.8(APS-C対応)のレンズの特許が紹介されています。

・Ricoh 28mm(35mm equiv.) F2.5 GR Lens の特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • リコーが14mm F2.5と19mm F2.5の特許を出願中。 両方とも35mm判換算28mmのレンズで、14mm F2.5は4/3inchの撮像素子に対応し、19mm F2.5はAPS-Cの撮像素子に対応する。
  • 14mmは4/3inchの撮像素子に向けた換算28mmのレンズだが、バックフォーカスが短いのでマイクロフォーサーズには使えない。19mmも換算28mmのレンズで撮像素子はAPS-Cで、14mmの例からするとGR用と推測出来る。
  • 全体繰り出しなので、AFは遅いだろう。
  • 性能は非常に好感が持てる。GR史上最高画質を再び名乗れそう。歪曲は約-2%で、この時点で広角レンズとしては優秀な方で、歪曲の絶対値が10%を超えるようなソフト補正前提の今時のレンズとは比べるまでもない。

 

キヤノンG1 X やソニーRX100、DP2 Merrillなどの大型センサーのコンパクトが次々に登場してきているので、リコーのGRシリーズが大型センサーの採用することも十分考えられそうです。携帯性を重視するなら4/3インチかもしれませんが、単焦点レンズを採用するGRなら、APS-Cでも許容範囲の大きさに収まるかもしれませんね。