・Sony A99 AF points explained at Mobile01.
- 台湾のサイトMobile01がα99の102点のAFシステムがどのように動作するのか説明している。ご存知の通り、α99にはデュアル位相差検知システムが採用されている。透過光ミラーから反射される光を利用する39点のAFのセンサーがあり、そして、撮像センサー自身に9x7の像面位相差システムがある。
ソニーNEX-5Rにも同じ9x7システムが採用されている。この2つで合計102点AFが構成され、そしてこれらのうちの11点がクロスセンサーだ。
この情報が事実だとすると、α99の像面位相差AFは63点ということになりますね。ただ、NEX-5Rの公式スペックシートでは像面位相差AFは99点となっていたので、NEX-5Rと同じシステムという話は少々謎(?)です。
また、(像面ではない)通常の位相差AFユニットは39点(11点クロス?)ということなので、これはα77の19点(11点クロス)のAFユニットの流用ではなく新開発のものが採用されているようです。
abi
像面位相差が優秀でミラーアップできるとうれしいですね。キャノンのようにスローだと使いづらいので。
山野草
いままでどおり…ビルの屋上や上空のヘリコプターから狙う37人のほかに、地上にばらまかれた9名ごと7小隊の列の…絨毯スナイパーに…照準を合わせられるシステムになるわけですね。
もう…逃げ切れない気がするのは…被写体だけではなさそうです。 スナイパーに突っ込まれる前に…ボケかます術を積んどかないとね。
よこ
ようやく、偶数AFポイントのなぞがわかりましたね。
フルサイズではどうしても中心によりがちになってしまっていたAFポイントが、像面位相差AFによってどれだけAFエリアが広がったかが楽しみです。
るんるん
このAFシステムならα99とSAL300f28GIIで
5DMK3、D800よりも簡単かつ正確に
飛行中の野鳥を撮影することができるかもしれませんね。
「AFが一番優秀なのはソニー」
なんて言われる時代がくるかもしれません。
K
ファインダー撮影で像面位相差AFを利用するという情報はどこかにあるのでしょうか?
Kissと同じように、ファインダー撮影はTLM、LV撮影は像面位相差AFを使い分けるだけのような気がするのですが…。
千
ソニーが他社から一番遅れている思えるAFについては、懐疑的にならざるを得ません。
この分野は、どのような仕組みがあるかではなく、どのようなAFの思想を持っているかに関わるような気がします。
素晴らしい機構をっていても、古い思想で運用しては結局ソニーのAFは、と言われてしまうと思います。
AFとはどうあるべきかと言う、高尚な思想をまず構築することが先決と思います。
どこまでソニーのAF思想が高まったか占う意味で、今回のα99は楽しみです。
saki
AFが進化しても「このシーンでは何にピントを合わせるべきか」を人間が教え込まないといけない技術もあると思います。
ソニーの場合それがまだ熟成していないように思えるのですが。
ワイドフォーカスエリア内でいつまでも生き物だけにピントを合わせ続けるAFを期待しています。
ふぁんとむ
可能性としてある問題は、現在のαレンズに対する対応かも。
NEX-5Rで対応レンズがあるように、初期段階では一部レンズに限られるかもしれない。
あと、よくあるコメントだけど、TLMミラーアップは出来ない(しない)と思う。
それをするぐらいなら、フルサイズセンサー搭載のNEXに、位相差アダプタを付けてデュアルAF化する方が可能性としては高い気がする。
ミラーアップ=TLMを使用しない、だと自社技術の否定とも捉えられかねないけど、
像面位相差NEX+TLMアダプタ、だと自社技術の肯定に置き換わるので。
田中
> Kissと同じように、ファインダー撮影はTLM、LV撮影は像面位相差AFを使い分けるだけのような気がするのですが…。
EVFなので常時ミラーダウンのLVみたいなもんで
状態変化が無く使い分ける理由は有りません。
ぷん
顔認識はすでにありますし、
これに広範囲の(かどうかわかりませんが)AFポイントも加われば、何処に合わせるかで悩まなくて済みますね。
abi
顔認識をさらに進化させて睫毛、あるいは瞳認識が出来るとポートレイトに威力を発揮しそうですね。
from nagano
8月29日にも書きましたが
- AFは102点(11点クロス)は
102+19(12クロス?)のようです。
プラスして数えるようです。
「動画撮影中にバッテリー交換が可能」が
本当なら素晴らしい!
そに
NEXが全レンズでハイブリッドAFに対応してないのはモーターがコントラストAF用に設計されていたからでしょう
もともと位相差用のAマウントレンズではデュアル位相差AFに何の問題もないはずです
ずん
あんまセンサーの数をガンガン増やしすぎると処理が大変そう、
その上新機構デュアル位相差で二種類のセンサーを使い分けるときたもんだ。
発売時ファームの煮詰めが甘いイメージのあるソニーだけに不安になっちゃいます。
そしてこの物々しいセンサーでコンティニュアスAFの食らいつきっぷりがどの程度向上するのか、
この分野でついにキヤノニコに追いつけるのか、勢い余って追い越すのか?
今後を占う意味で気になるカメラですわ。
鳥
ここまで情報が明かされながら、像面位相差とTLMの位相差の二種類の位相差センサーを装備する理由がハッキリ明言されないのが非常に気になるというか、ワクワクしますね。
論理的に考えるのならば、TLMの位相差センサーがあれば、像面位相差は必要ありません。単にセンサーポイントを増やすだけなら、TLM側だけでも可能なはずです。性能としてはTLMのような単独位相差センサーのほうが、像面位相差よりも、面積的制約・電気的制約を受けず有利です。
逆に像面位相差が充分な性能であるならばTLMを無理に搭載する必要は薄いですし、像面位相差のセンサーポイントを増やしすぎると画質面への影響があるから、と言う理由なら、結局TLMだけにしたほうが正解です。
ミラーアップ機能搭載が、もしもあるのならばデュアル位相差に意味がありますが、個人的にはこれはないと見ています。つまり、なにかデュアル位相差にする必要性、隠し球があると推測しますが、どうなのでしょう。
pol
http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1110/18/news090.html
CANONのセンサーパターンを参考にすると、パターンの交差位置や間隔でAFポイント位置やF値対応をするようになっていることがわかります。
このような配置パターンについてはパテントで押さえられているでしょうから、AFセンサーと像面センサーを同時に使用することで、同一ポイントで異なるF値対応や自由なデュアルクロス対応などをやってるのではないでしょうか。
この幾何学模様を2レイヤー使って描くことができればどうなるか判りますよね。
あえてスペック厨が不満を覚えるようなAFセンサー側が全点クロスじゃないのはそういうことかと。
実際はAFセンサーと像面センサーのポイントを交互に隙間無く並べてるんだと思います。
ロスはあるでしょうが、分光したA,B合わせて100%をAFに使えるのもTLMならではのメリットでしょう。
あるふぁ
TLMによる位相差検出AFと像面位相差検出AFの併用が、なるほどな、と感じられる理由であることを望みます。
つまり、それぞれの欠点を補うような構成であることを。
今の時点で分っている欠点
TLMによる位相差AFの欠点:メインセンサーに届く光量不足。メインセンサーは手ブレ防止で常に揺れている訳だから、TLMによる測距点はEVFや背面ミラーで狙っている所からズレている可能性がある。センサーが中央に偏りやすい。
像面位相差検出AFによる欠点:画素欠損が起こる。センサー前面をメカシャッターが通る度に測距が中断する。技術的にまだ発達途上。
D4いいね
> センサーが中央に偏りやすい。
現状、像面位相差AFを実現しているシステムだと、AFポイントはKiss X6iで中央部1点(?)、NEX-5Rは99点ではありますが配置は画面中央に固まっていて、APS-Cの画面全体の約1/4の範囲をカバーする程度に過ぎません。
α77のTLMを用いた位相差AF範囲も決して広い方ではありませんが、NEX-5Rの像面位相差がカバーする範囲よりは広く、TLMではありませんがニコンのD300/D300s等に至ってはAPS-Cの画面ほぼ全域をカバーするAF範囲を持っています。
ここから考えると、センサーが中央に偏りやすいのは従来方式の位相差AFよりもむしろ「像面位相差AF」の方であり、こちらも像面位相差AFの欠点に加えた方が現状では適切かと思います。