・パナソニック、LEDテレビとデジタル一眼カメラで欧州市場を攻める
- 「最近、大手カメラメーカーがミラーレス一眼市場に参入し、我々が先行したこの分野への取り組みが正しかったことが証明された。2015年度までには全世界にミラーレスカメラが広がり、市場構成比が半分以上になると予測している。パナソニックは、今後もミラーレス市場をリードしていく」(パナソニック西口氏)
- 今年中に新たに3つのLUMIX用レンズを追加することも明らかにした。
- 「ワイヤレス機能を搭載したデジタルカメラ「LUMIX DMC-SZ5」を欧州で発売する。「ソーシャルシェアリングにおける新たなアクセス方法を提案するものになる」(西口氏)。単に写真を、ワイヤレスを使って送信するだけに留まらず、スマートフォンでの映像確認、リモートシャッター、テレビへの転送といった、機器連携において同社ならでは優位性を強調した。
デジカメ関連の部分だけを抜粋しました。1つ前の記事の「今年中にX35-100mm以外のレンズは登場しない」という噂と相反する内容ですが、パナソニックのAVCマーケティング本部長の発言なので、X35-100mm以外にあと2本のレンズの発表を期待したいところです。
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papさん情報ありがとうございました。
smileblog
ないだろうなあ、と思いつつ、噂が見え始めたGX2の発売と同時に「20mmF1.7をリニューアル」してもらいたい。
d2
パナは色々と揶揄される事がありますけど、流石、大企業ですね。レンズの重要性をわかって、きっちり開発してきている。
ただ、パナはディーガでの録画画像の持ち出しとか、著作権などの縛りが結構厳しくて、通信機器や外部機器との親和性については保守的で柔軟性に欠けるな気がします(ソニーも似たような部分がありますが)。技術の優位性があっても、現時点で全く生かせてないように感じるのですが…。
celica
ミラーレスが主流となるだろうという予想は今では珍しくありませんが、μ4/3 の規格が発表されたり、G1 が発表された頃はまだ、海のものとも山のものとも付かない状態でしたが、私は!これだと思いましたね。(自慢じゃないけれど)
大きく重い一眼レフや、レンズには本当に閉口してましたから。
ミラーレスは、デジタルゆえの合理的なレンズ交換可能な一眼カメラなのです。
パナの取り組みは正しかったと堂々と宣言するのは正しいのです!
一眼レフに露出計を付けるのは、素人だとか、AE の一眼レフなど初心者の使うものだとか、新しいものは、常に揶揄され続けてきましたが、今じゃ、AE、AFはもちろん手振れ補正に、動画まで搭載され、日々、進化、切磋琢磨し、海外にも受け入れられています。
made in japan を代表するPanasonic,LUMIX になってほしいものです。
PPG
今後のミラーレスということですが、市場構成比が半分以上になるという予測には賛同しますが、m43がそのなかでどれだけのシェアを獲得できるのかはいまだ未知数です。レンズ資産とサイズで優位性のあるm43ですが、ミラーレスはAPS-Cサイズが主流になる中で、画質に関して不利なm43は隅っこに追いやられてしまう可能性も否定できないと思います。
しかし、小型センサーでスタートしたm43陣営は、第二のミラーレスとしてフルサイズミラーレスを出すという選択も残されています。しかもこの2社に関しては、フルサイズミラーレスを出すことで自社の他製品のシェアが食われるという心配もなく、すでにレンズのラインアップはほぼ完成しているので、フルサイズミラーレスに開発リソースを振り分けることは合理的な選択に思えます。
NEXのフルサイズがかなり前から話題になっていますが、フルサイズミラーレスに一番近いのは実はm43陣営なのかもしれません。ただし、フルサイズミラーレスを出した場合、当然、熟成されたCNのフルサイズと比較される訳で、それらに対抗するためにはまだまだ超えなければならないハードルがあるのも事実でしょう。
uiti
なんというか、センササイズよりもレンズの小型化と高画質を両立できたマウントが勝つんじゃないか。そういう意味でマイクロは利点がある。
clou
高画質ワイド単焦点はシュナイダーに譲るんでしょうか?
ライカDGで出さないともったいない気がしますが。
ななし
ぜひとも広角ズームレンズをorz
Yuop
パナソニックのレンズは高性能で好きですが
ファミリー家電丸出しのデザインはどうにかならんのかなぁ。
涼
>>PPGさん
フルサイズに対応した交換レンズを一切持たないm43陣営が,なぜフルサイズミラーレスにいちばん近いと思われるのですか?
maru
>涼さん
私もPPGさんの意見に賛成です。フルサイズを持っているメーカーはフルサイズミラーレスを出しても自社の一眼レフを食ってしまうのであまりメリットがありません。ニコンが一眼レフとバッティングしないニコン1を出したのはそういう理由からです。またキヤノンがEOS Mの発売が遅くなったのも同じ理由です。もうひとつはレンズ資産の問題です。ミラーレスにするとフランジバックがミラーがいらない分、新たなマウントを作らねばなりません。そうすると、いままでのフルサイズ用レンズはアダプターを介してという事になり、ミラーレスのメリット(ボディもレンズ小さくできる)が薄れてしまいます。パナソニックの一眼レフはあまり市場に出回っておらず、リニューアルする必要もないため、開発をすべてフルサイズミラーレスにつぎ込める環境に有ります。そういう意味で他のメーカーより早く参入できるのは間違いありません。またパナはレンズの開発力には定評があり、心配していません。
パナはすでにフルサイズミラーレスの開発を行っていると思いますが、その場合センサーはレンズの性能がよくなる4:3にしてほしいですね。私個人はフルサイズでなくてももう少し小さなセンサーでも良いと思っていますが、営業的にどうですかね、むずかしいところですね。
権兵衛
ミラーのないフルサイズ素子を用いたデジタルカメラはもうあるじゃないですか。レンジファインダーカメラっていうカメラが(今のところフルサイズ素子搭載のは一つしかないですけど)。
もちろんレンジファインダーカメラではできないこともありますけど、現状レフ機の得意分野であるスポーツを始めとした動体の撮影において、総合的にミラーレスカメラが一眼レフを越した実績があるわけでもないですし(知る限りでは検証自体行われてないですけど)、その見通しすら立ってないようでは、フルサイズ素子搭載のミラーレスカメラは期待できるものではないと思いますけどね。
daylight
フルサイズミラーレスに舵を切るメーカーは当分現れないと思いますよ。
コンパクトにならないなら必然的にニッチなラインになり、そのために大メーカーがシステムを一から開発しても利益を出せません。
FマウントやEFマウントを使うなら一眼レフをミラーアップすればミラーショック無しで撮影できますし、
過去のレンズ資産を生かす為のカメラを作っても、やはりメーカーの利益には成りません。
涼
>>maruさん
水掛け論になってしまいますが,コストも技術もかかるフルサイズ用レンズを持たずに,というところが納得できないのです.
ミラーレスフルサイズの登場を遅らせたがっている両社に先んじる以外にフルサイズで生き抜く道はないと思いますが,レンズはどうするのでしょう?
OEMでCやNのレンズが使えるものを作るのならまだわかりますが,CやNはそれを許さないでしょう(自分で作ればいいわけですから).それともボディーだけのフルサイズを各社に先駆けて売る??
smileblog
フルサイズはあくまで過去の規格。35mm用レンズを持ってないPanasonicがフルサイズに拘る必要は無いと思います。
どちらかと言うと、動画に注力しているPanasonicはSuper35mmセンサーや専用レンズを出すかもしれませんね。
きくらげ
ミラーレスで画質をとことん追求するのであれば、フルサイズ化よりも先にローパスレス化が先決だと思いますね。
moumou
パナソニックはフルサイズミラーレスは出さないのでは?
現状ではキワモノのフルサイズミラーレスに開発力や製造力を回すくらいならまだまだシェアを伸ばせる可能性の有るμに注力するのが妥当でしょう。
パナに限らずフルサイズミラーレスを出すとしてもレンズラインナップを0から立ち上げる必要が有りますしイメージサークルが大きくなり必然的に大きく重くなり4/3並に周辺部まで画質を担保できるレンズとなると価格もかなり高くなるような規格が利益確保できるほど売れるのかかなり疑問です。
単純に考えてもレンズを含めると現状フルサイズ一眼レフと同等の価格にはなるでしょうし一眼レフとの性能差がユーザーにアピールするほど有るとは思えないです。
フルサイズミラーレスの利点としてはライカL、Mを始めオールドレンズを当時の画角で使える事くらいですから最初から純正レンズ資産を持たないでボディのみの販売で利ざやを稼ぐしかないのでは?
(テレセントリック性を考慮してないオールドレンズをデジタルで使う難しさも有りますからボディ単体でもそう簡単では無いでしょうが…)
そうなるとパナソニックではなくてペンタックスリコー辺りの方が可能性は有るのでは?
μ4/3が有る程度受け入れられてるのはコンパクトで有りながら画質的にもそこそこで運用し易い所なのでその対極に有るようなフルサイズを始め画面全体で画質を担保するレンズを作りにくい(大きさ、価格面で)APS-C以上の大きなセンサーのカメラを出す営業面でのメリットがパナソニックに有るとは思えません。
一般ユーザーが求めてるのは絶対的な画質だけではなくて大きさ重さや使いやすさ、コストなどトータルバランスが優れてるカメラだと思いますがμ4/3はちょうどその壺にはまってる規格だと思います。
まだまだ発展途上のこの規格と並列して新たなフォーマットに手を出しても何のメリットも無いのでは。
現実的に単一フォーマットに注力できるパナソニックのメリットをわざわざチャラにするとは考え難いです。
将来的には画質絶対主義者は価格の下がってくる中版に進むでしょうトータルバランスを重視する層はかなりの比率でμ4/3を選び残りがコンデジとAPS-Cミラーレスという感じになるのでは。
もし、将来的にパナが手を出すとすればAPS-Cや35mmフルサイズでなくて中版でしょう。
フィルムカメラの衰退を見れば35mmフルサイズ信仰が砂上の楼閣なのは明らかなのでは。
35mmフルサイズミラーレスはお遊びとしては面白いかもしれませんがメイン機にはなり得ないですし出てもそれ程売れないと思います。
dora
フルサイズミラーレスが求められるのは動体でなければ一眼レフより有用なシステムからではないでしょうか?
ミラーショックもなくEVFであればMFのときにアシストで拡大できるのでピントも合わせやすいですし。
WB,露出を変えてもファインダー内の画像にも反映されるのでイメージしやすいですし、ミラーレスのメリットは大きいと思います。
風景、ポートレートなど特定の分野に限られたとしても一眼レフより優れたシステムであると認知されればシステムの大きさとか関係なく一定の需要があるような気がします。
パナソニックはフルサイズにこだわる必然性は全くありませんが、M4/3ユーザーのステップアップ先としてもより大きなサイズのセンサーのシステムがあっても良いような気がします。
celica
A-1 程度にプリントすると、確かにフルサイズはいいなぁと思いますが、あったらいいなという程度です。
フルサイズに打って出るのが得策というのなら、フィルム時代、120、220のブローニ判がどれほどのシェアーになっていたかを思い浮かべるべきです。
画質とコンパクトさの兼ね合いから、μ4/3 は最も良いバランスの規格だと思います。
μ4/3が隅っこに追いやられる等ありえません。
むしろ、中途半端なAPS-Cのほうが、将来その可能性があるのではないかと思います。
かって、隆盛をほこった、ハーフサイズが市場から消えてしまったことがありましたが、縦位置の写真が主体となることや、某フィルムメーカー等がフィルムの消費量が減るとの誤った判断から(プリントは増える)街の写真屋などに何かと策謀していたと仄聞していますが、そういうことはデジタルの時代にはありえません。
ユーザーは賢くなっています。
むしろ、技術の進歩で、より鮮鋭度の高いセンサーなどが出てくるでしょうから、コンパクトで、画角の分かり易いμ4/3 のほうがこれから有利だと思われます。
QTA
パナは縮小した事業をカメラ部門に集中して来るんじゃないでしょうか?
魅力的な製品をどんどん出すかも!と予測してます。。
影武者
以前はミラーレスの主力がAPS-Cになるだろうと考えてましたが、
いろいろなセンサーサイズが出揃って、今は考えが変りました。
一番になる可能性がもっとも高いのはm4/3ではないかと思います。
NEXの登場で、APS-Cではレンズが大きくなると判明しました。
Nikon 1の登場で、小さいセンサーでも大幅には小型化できないと判明しました。
バランスの良いセンサーサイズ(まさに壺ですね)がm4/3のように感じます。
確かに現時点では、画質面で不満があるでしょう。
でもセンサーは確実に進歩し、通常の使用では不満のでないレベルに達します。
E-M5でかなり達しましたが、さらなる向上が見込めます。
APS-Cは各社別マウントですが、m4/3は共通マウントなのも強みです。
コントラストAFによる動体AFも、機種が更新する度に向上してきてます。
あと数回の更新で、運動会程度なら問題ないレベルに達するでしょう。
そうなるとエントリー一眼レフが売れなくなります。大きくて重いからです。
これは一眼レフにとって、マウント全体での販売ボディ数の激減に繋がります。
イノベーションのジレンマの核心部分が、ついに起こり始めるわけです。
エントリー一眼レフを買って、上位機種へ進んでもらう道筋が途絶えるからです。
各社がミラーレス移行を進めるでしょうが、一番大事なのはセンサーサイズです。
APS-Cを選ぶメーカーが多そうですが、それで本当に正解なのでしょうか。
ほどほどの高画質で小さいミラーレスを買う人がエントリー層で増え、
そのまま上位機種へと進む率が一番高いのは、今と同じです。
APS-Cだとレンズが大きく、多数派になれるのでしょうか?
これからレンズを増やし始める各社に対し、m4/3は既にレンズが充実してきました。
パナもオリも、レンズの追加を今後も頑張るでしょう。
2社で増やすわけですから、今後の増加でも非常に有利です。
ボディの種類も多く、好みのボディを探せる可能性も高くなっています。
現状の画質や、どのセンサーサイズが今は多数派かを重視して見ていると、
将来を見誤るように思います。