キヤノンがEOS-1D X でF8のAFとAIサーボ中の測距点の照明を可能にする新ファームをリリース

キヤノンUSAが、EOS-1D X 用のファームウェアバージョン1.1.1を正式にリリースしました。

EOS-1D X Firmware Version 1.1.1

  • ユーザーの要望に応えて、キヤノンはファームウェアバージョン1.1.1を提供する。このファームはEOS-1D X のAFを大きく強化する。この新ファームは、「AIサーボAF中のAF測距点の照明」と「F8のクロスタイプAF」の2つの重要なAF機能を追加する。
  • 暗所で撮影する写真家のニーズに対応するために、AIサーボAFモードで、測距点が赤で表示される。表示は一時的でずっと継続するわけではない。測距点の明るさは、2段階の輝度を選択することが可能だ。
  • 新ファームウェアは開放F値がF8まで小さくなったときに、中央のAF測距点のクロスタイプセンサーでAFを可能にする。この新機能は、1D X 使用時にAFをサポートするEFレンズ/エクステンダーの組み合わせを大きく拡張する。

 

以前から何度か噂が流れていた、F8のAFに対応する1D X の新ファームウェアが正式発表されました。この改良は、エクステンダー(テレコン)を多用するユーザーには大歓迎されそうですね。なお、対応可能なレンズとエクステンダーの組み合わせに関しては、元記事に一覧表があるので参照してみてください。

[追記] 国内でもEOS-1D X の新ファームが正式にリリースされました。

EOS-1D X ファームウエア Version 1.1.1