三洋がデジタルカメラ事業の売却を交渉中

時事ドットコムに、三洋がデジカメ事業を売却するというニュースが掲載されています。

三洋、デジカメ事業売却=年度内にもファンドに

  • 三洋電機が、デジタルカメラ事業を投資ファンドに売却する方向で交渉していることが13日、分かった。2012年度内の合意を目指す。親会社のパナソニックも手掛けており、重複事業の解消により、グループ経営の効率化を図る。
  • 三洋は、デジカメをOEMでオリンパスなど複数社に供給している。しかし、コンパクトデジカメ市場の縮小が響き、事業規模はピーク時(07年度)の2140億円から10年度には1100億円に落ち込んでいた。

 

三洋のデジカメは一時はかなり存在感があったので、事業売却というのは少々寂しい話ですね。売却先が、どこになるのか気になるところです。

三洋のOEM先のオリンパスは、以前に「カメラ事業をミラーレスとハイエンドコンパクトに集中する」というコメント出していたので、コンパクトは自社開発の製品に絞るのかもしれませんね。