イギリスの富士フイルム公式サイトにX100Sのプレスリリースが掲載 [内容更新]

イギリスの富士フイルム公式サイトでX100Sのプレスリリースが公開されています。

Introducing the new FUJIFILM X100S 

  • 本日、富士フイルムはX100の後継機となるFUJIFILM X100Sを発表した。X100のエレガントなボディと高性能なレンズはそのままに、16.3MPのX-Trans CMOS II センサーとEXRプロセッサーII を採用している。
  • センサーは1630万画素のAPS-C X-Trans COMS II 。解像度を25%向上しノイズを30%以上低減している。新しい配列のフィルターによってローパスフィルターを除去している。
  • 新開発のセンサーには位相差AFのピクセルが搭載され、AF速度は0.08秒を実現している。インテリジェントハイブリッドAFは、被写体や状況に応じてコントラストAFに切り替えることができる。
  • 画像処理エンジンはEXRプロセッサーIIで従来の2倍の処理速度。起動時間は0.5秒、撮影のインターバルも0.5秒で、連写は最大6コマ/秒。シャッターのタイムラグはわずか0.01秒。
  • 初のデジタルスプリットイメージ機能によるマニュアルフォーカスを採用している。2つの画像が表示されMFでそれを1つにすることで、正確なピント合わせを可能とする。加えてフォーカスピーキングも採用されている。
  • ハイブリッドファインダーは236万ドットの高解像度パネルを採用。
  • レンズはフジノン23mm F2。
  • 液晶モニタは2.8インチ46万ドット。
  • スーパーインテリジェントフラッシュ。
  • フイルムシミュレーションモードに加えてX100Sはアドバンストフィルター機能(ポップカラー、トイカメラ、ミニュチュア、ダイナミックトーン、パーシャルカラー、ハイキー、ローキー、ソフトフォーカス)を搭載。多重露光も可能。
  • 動画は1920x1080 60fps/30fpsのフルHD動画で、36Mbpsのハイビットレートがノイズを低減し、ディテールを向上。

 

正式発表なのかフライングなのかは分かりませんが、富士フイルム公式サイトでX100Sのプレスリリースが公開されました。スペックはほぼ噂通りで、16MPのX-Trans CMOSセンサーが採用されていますが、新型( II 型)センサーになっているようですね。

AFは像面位相差・コントラストのハイブリッド式で、AF速度はかなり期待できそうです。デジタルスプリットイメージは、大口径レンズやマクロレンズでの正確なピント合わせを可能にするということなので、MFの使い勝手がかなりよくなりそうですね。

[追記] 読者の方から、X100Sの価格に関する情報を提供していただきました。発売日は2月16日で、店頭予想価格(およそ量販店価格)は125000円前後になるということです。