ツァイスがミラーレス用の新レンズシリーズ「Touit」の詳細を発表

ツァイスが、ミラーレス機用の新しいレンズシリーズの名称と2本のレンズの画像とスペックを公開しています。

Zeiss names and defines new lenses for Sony NEX and Fujifilm X cameras (dpreview)

  • ツァイスは近日中に登場するソニーNEXと富士フイルムXマウント用の2本の交換レンズ(昨年フォトキナで明らかにされていた12mm F2.8と32mm F1.8)の更なる詳細を発表した。この発表では、新シリーズが "Touit" と命名された理由が明らかにされている。
  • "Touit" は英語の "do it" のような発音で、ラテンアメリカの尾にバンドのあるオウムにちなんで名付けられており、これは、ミラーレスカメラのように「小さくて身のこなしが素早い」ことを表現している。
  • 同じ名前のシリーズだが、Eマウント用とXマウント用のレンズには顕著な違いがある。Eマウント用には大きなフォーカスリングがあり、一方でXマウント用には絞りリングのスペースを確保するために、より細いフォーカスリングが採用されている。
  • 価格はまだ言及されていないが、最初の見積もりでは、どちらのレンズも1000ユーロ(1300ドル)前後だった。

 

レンズのスペックはツァイスの公式サイト(12mm F2.8はこちら、32mm F1.8はこちら)に掲載されているので、興味のある方は参照してみてください。

レンズはAPS-C専用設計だけあって、ツァイスのフルサイズ用のレンズと比べるとかなり軽量コンパクトに仕上がっているという印象です。また、ツァイスの公式サイトにはオートフォーカスと記載されているので、ツァイスの新しいレンズシリーズは、タムロンやシグマなどの国内のサードパーティー製レンズと同じ感覚で手軽に使用できそうですね。