・Sigma 18-35mm f/1.8 Lens Image Gallery
- シグマが最終バージョンの18-35mm F1.8を送ってくれたので、これらのサンプル画像を謹んで公開する。サンプルはキヤノンT5i(Kiss X7i)で撮影されている。ファイルは "ラージ" で、ピクチャースタイルはスタンダートにセットしている。画像には一切手を加えていない。
シグマ18-35mm F1.8 のサンプルもだいぶ出揃ってきましたが、DigitalCameraReviewのサンプルじは中・近景が多いので、ボケ味を見るのによさそうですね。シグマ18-35mm F1.8 は、ピントが合っている部分はとてもシャープで切れ味がいいですが、ボケは被写体によっては、前ボケも後ボケも少しうるさくなることがあるようですね。
FA推奨
きれいなボケでは無いかも知れませんが、まあまあじゃないでしょうか。
APS-Cのボディを積極的に使いたい人には、ちょっと贅沢なスナップ用レンズという選択肢に入ると思います。
ただ少々重いので、小型フルサイズボディ+標準ズームとの比較でどこまでアドバンテージがあるのか。
その辺は、個人の考え方次第でしょうね。
Mizuno
シグマらしくボケより解像度を優先してるんですね
Aシリーズは逆で攻めてくるのかと思ってました。
フルサイズ換算で29-56mm F2.8 (焦点距離を換算するならF値もね!)
「大口径」に捕らわれず1クラス上の標準ズームとして選択するのが正解かも?
やまかわ
定評のある単焦点の様ないわゆる「とろけるようなボケ」ではないのかも知れませんが、私みたいな
・APS-C機しか持って無くて
・基本的にはある程度絞って撮る
・けど思いっきりボカしてみたいこともある
・何本もレンズ買えないよ(泣
と言う素人には十分だと感じました。
あとフルサイズF2.8相当のボケを出せる20mm未満のレンズはキヤノン機には無いので、ミーハーな私はオンリーワンな所にも惹かれます(笑
(蛇足)
キヤノン機各最軽量の組み合わせで比較してみました。
6D(755g)+タムロンA09(510g)=1265g
X7(407g)+シグマ18-35mmF1.8 DC HSM(810g)=1217g
重量だけ見るとFA推奨さんの仰る通りあまりアドバンテージはありそうに無いですね(^^;
ぬめっ
ボケ優先の
28-85mm F1.8 EX DC OS HSM
フルサイズ換算で45-135mm F2.8
1k超えそうだけど、でないかな?
七夕のお願いにかいとくか
南十字星
>フルサイズ換算で29-56mm F2.8 (焦点距離を換算するならF値もね!)
勘違いしてますね。
変わるのは画角であって、実際の焦点距離が変わるわけではないので、フルサイズに換算しても明るさは同じですよ。
水族館撮影者
暗い、足場が制限される、足で距離を稼げない
星景や水族館の撮影では好まれると思います
papacamera
ポートレート画角の大口径でボケがうるさいのはどうなんでしょう?
35-125mm F1.8のようなレンズが出ると、SSも稼げるし、スポーツ撮影には良いかもですね。
はいさ
Mizunoさん> F値は換算できませんよ。
ボケ量で言うなら、APS-Cのf1.8がフルサイズのf2.8に相 当するかも知れませんが、それはボケに関してだけです。
そのボケも、換算するようなものでは無いというのが私見です。
ぽぽぽぽーん
ボケは仕方ないですよね。
開放F値が明るい=ボケ主体という人向きのズームではないだけでカリカリ好きのスナップシューターにはたまらない描画です。
ボケは仕方ないこと前提ならば15-30mm F2(でもう少しコンパクト)というスペックの方が嬉しかったというのが感想です。
nonetheless
全部ごっちゃに書こうとするからおかしくなる
画角→換算する
被写界深度→換算する
明るさ・シャッター速度→換算しない
Photozoneの最近のレビューには書かれるようになりましたね
例えば
http://www.photozone.de/nikon--nikkor-aps-c-lens-tests/820-nikkorafs18353545dx
のSpecificationsのEquiv. max. f-stopsの部分
j
APS-cで換算50mmの単焦点を使うと
寄れるので(実際の焦点距離が35mmですから最短撮影距離が短い)昔より楽です。昔は最短50cmの50mm並単1本で苦労して、撮影していました(意地っぱり)
APS-cだと寄った分ぼかせるし、周辺の描写もきっちりしています。
スペックは詳しい方の言うとおりなのかもしれませんが実際の運用や、画質では、APS-c良いですよ!
まあ最新のフルサイズと最新のレンズを買えないものの僻みですがね。
あたた
多分広角も望遠も少しでも伸ばしたら、重量がレンズだけで1KGオーバーで、かつ全体的な画質の破綻、価格も数倍に跳ね上がると思う。
あんんまり無茶言うと、シグマの「緑の大砲」とおんなじ感じになるってw。
このレンズ、商品として量産できる「物理的な限界スペック」なのでは?
SIGMAの最近の積極性は本当にすばらしい。
のんき
みなさんのボケに対するツッコミがすごいですねぇ…なんて
で、自分もPentax用 欲しくなっちまった。
35mmF1.4を入手したばかりなのに(^_^;)
田尾
4/3判はF2ズーム、APS-C判はF2.8ズームが必要なのに対して、
35mm判はF4ズームで良いと言う人が居ます。
ボケが35mm判と同質にならなくても、
計算上の被写界深度が35mm判のF2.8相当になるこのズームレンズは
APS-C判しかないシグマにとっては重要でしょうね。
Mizuno
>南十字星 さん
本来、センサーサイズに関わらず18mmは18mmであって29mmではありません。
それを換算して考えるのはフルサイズの数字に「慣れている」からでしかありませんよね。
F1.8もF1.8であってF2.8ではありませんが、焦点距離を換算するならF値も換算しないとレンズの有効口径(ボケ量の要素)を見誤ることになります。
APS-CのF2.0とフルサイズのF2.8
同じ換算焦点距離ならどちらの有効口径が大きいでしょう?
まるで、F2.0のほうが大口径に見えてしまいますしメーカーもそういう売り方をしています。だからこそ焦点距離を換算するならF値もね!なのです。
sirocco
>29-56mm F2.8 (焦点距離を換算するならF値もね!)
同じシャッター速度で撮れる写真(画角、被写界深度、ノイズ)も同じになります。
焦点距離の換算には慣れてても、F値の換算にはついていけない人も多いようですが、スピードブースターなんかの登場もあって、一般的な考え方になりつつありますので、理解しておいた方が良いと思います。
あたた
うーん、何かF値とセンサーサイズに関して色々な物言いがあるようですが、ボケの量だけでフルサイズ換算F4ズームと同じですね、というのはちょっと視野が狭いような…。
実際に色々なシチュエーションで撮ってみるとわかるのですが、例えば3-4人の群像を撮る場合なんかはフルサイズよりAPS-Cの方が全然有利ですよ。フルサイズだと被写界深度稼ぐ為に絞らなきゃ駄目なので。
女性ポトレなんかで、とにかくボカしてあげれば喜ぶ感じですとフルサイズで中望遠あたりがいいと思いますが、適材適所だと思います。
かつF4とF1.8ではシャッター速度も倍以上稼げるメリットも。
ぼけ量を換算比較しても無意味な気が。。。
フルサイズのレンズには無い魅力的なスペックのレンズだと思いますよ。
ダガヤ
Mizunoさん
> 本来、センサーサイズに関わらず18mmは18mmであって29mmではありません。
> それを換算して考えるのはフルサイズの数字に「慣れている」からでしかありませんよね。
>
> F1.8もF1.8であってF2.8ではありませんが、焦点距離を換算するならF値も換算しないとレンズの有効口径(ボケ量の要素)を見誤ることになります。
この考えは私も同感です。管理人さんの記事にも、「ボケは被写体によっては、前ボケも後ボケも少しうるさくなることがあるようですね。」と書かれていますので、ボケに関して言うならば、焦点距離を換算するならF値も換算すべきでしょうね。
計算上は、
ボケ円径 = 焦点距離 ÷ F値
序に標準レンズとは、
センササイズ(対角線) = 焦点距離
なので私はどちらも換算しません。
mio
ボケ量の換算大変参考になります。
いまはセンサーサイズがバラバラですが、あのプロみたいなボケた写真が撮りたいのになぜ撮れないの?というような初心者にはさらに参考になると思います。
良い悪いという事ではないので、訳がわからないというリアクションは大人気ないと思いますがいかがでしょう。
ボケよりシャッタースピードが気になる方は換算ではない数値を参考にすればいいだけですし。
しら
焦点距離の換算は画角の目安になるので有用ですが、F値を換算されてもいまいちピンとこないですね。
ボケ量を語るときだけ限定で換算するならまだわかりますが、稼げる露出など他の要素を無視して常に換算表示するのは乱暴すぎるというか、返って分かりにくいような。
あとボケ量は撮影距離でも変わって来るので、F値を換算しても実際的にはあんまり意味ないかなと言う気がします。数値でしっかり表したければ最短撮影距離なども考慮して独自の値として算出しないとバランスを欠くのではないでしょうか。
南十字星
>焦点距離を換算するならF値も換算しないとレンズの有効口径(ボケ量の要素)を見誤ることになります。
どんなサイズの撮像素子を使おうとも、焦点距離とF値は変わらないことはお分かりのようですね。
しかし、断りも無しにいきなり被写界深度を基準にしたF値を持ち出したのでは誤解を招くだけです。
被写界深度を考慮したF値の話をすることは特殊なことなので、最初にそうと断っておく必要が有りますよ。
TT
ボケ量の為にF値を換算するのは気持ち的にはわかるのですが、光学的には
ちょっと問題があるように思います。
ご存知だとは思いますが、F値というのは(焦点距離)÷(有効口径)です。
つまり言い換えるとF値というのは「レンズの集光力」であって、ボケ量を
表す値ではありません。ボケ量を換算するためにF値を換算すると、露出の
決定ができなくなってしまうのです。
ちなみにボケ量を表す値は、被写界深度(DOF)です(厳密にはピントが
合っているように見える範囲、という意味ですが)。数式や理論は長くなる
ので書きませんが、この被写界深度を求める式にF値が入っています。
結果として、F値が小さくなるとDOFが小さくなり、ボケ量が大きくなる、
という仕組みになっています。
s
F値と言えば、有効口径/焦点距離=明るさを指している、という認識が普通かと思われます。
ボケは、二次的な影響にすぎません。
例えば、コンデジが換算24-100mm, F16-45 とか表記していたら、どうでしょう。
おい、ビーチでしか使えなさそうだぞこのカメラ…
と思ってしまうところです。
明るさではなくて、ボケが真っ先に出てくるというのはデジタル時代ならではなのかな、と思います。
SSどころかISO感度すらオートですから。
元Gユーザー
換算の話になってますが、f値はT値ではなく、焦点距離/有効口径なので換算するならf値もというのはわかります
有効口径もイメージサークルの比に従って換算されないのはなぜでしょうか
画角はイメージサークルの比に従って小さくなりますが、ボケ量も同様に小さくなるだけなので、像面のサイズ対するボケ量の比は変わらないかと思うのですが
135サイズでの口径:イメージサークル=APS-C換算後の口径:イメージサークルではないのでしょうか
個人的には中判と135サイズの時代ではなくなっているので画角とT値と被写界深度の表記にした方が将来的にわかりやすいかと思います
zzz
F値まで換算するのはこういう意図ですよ、と一言添えるだけで誤解も生じなくなりましたね。
元Gユーザー
連投失礼します
先ほどのだと意味がわからないですね
実口径が変わらずイメージサークルが小さくなるなら投影像の比としては大きくなるので有効口径も換算されて換算後のf値なるものがあれば不変なのではということです
自分で言ってても?がつきながらですが
クロップを例に考えると、物理的には口径も焦点距離も変化してないので、クロップしても等倍で見たらボケ量は変化してないですよね(物理的には同じ)
でもクロップ前とクロップ後を同サイズにプリントするとイメージサークルの比に従って大きく見える(焦点距離の換算をするなら換算後は見かけ上口径も大きくなるのでは)
となるように思うのですが考えれば考えるほどわかりません
KJ
大口径ズームのメリットは利便性(携帯性)と明るさ(ボケ量)のバランスなんでしょうけど、このレンズ (810g前後) くらいが 「APS-C用としては」 ギリギリですかね。
あ、僕は単焦点派ですけど。。(笑)
moeme
このサイト上では、ボケを語るには、有効口径で統一した方が良いと思う。
このボケとF値の話題はループしすぎ。
TT
先ほどの説明だと誤解があるかもしれないので、踏み込んで追記します。
「なぜフォーマットを大きくすると、ボケ量が大きくなるのか」という問題ですが、
実は焦点距離の安易な換算が生んだ誤解によるものです。同じレンズを使用して、
35mmフルサイズとAPS-Cで撮影した画像を比べてみてください。基本的にボケの量
(被写界深度)は変わりません。
ですが、画角を揃えようとすると、例えばAPS-Cでは焦点距離を1/1.6倍に短くする必要
がありますよね。この換算が問題の根源です。レンズの焦点距離が短くなり、より広角
レンズを使う必要があるので、被写界深度が深く(ピントの会う範囲が広く)なるのです。
これが、フルサイズのほうがボケると『思われている』正体です。フルサイズだから
ボケるのではなくて、「フルサイズのほうが1.6倍の望遠レンズを使っているからボケが
大きく見える」というのが光学的に正しい解釈です。
本来は、F値もf値も被写界深度もレンズに固有の値で、変換してはいけません。
なぜこのようなことになってしまったのか分かりませんが、メーカーや販売店の戦略が
あるのだろうと思います。フルサイズのほうがボケる、という印象を世の中に植えつけて
いるのでしょう。
Sigmaのこの大口径ワイドズームというレンズは、そのような世の中の大きな流れに挑戦
するという意味で、非常に意義があるレンズだと思います。解像度も素晴らしい物がある
と思いました。頑張って良いレンズをたくさん生み出して欲しいですね。
匿名
>あたたさん
フォーサーズの発表された頃に被写界深度もシャッタースピードも稼げて、
システムを小型化しながら一眼レフらしいボケを楽しめる
最小のオープンフォーマットと言われていたような記憶があります。
センサーが大きいと被写界深度を稼ぐために絞る必要がありますが、
条件が悪ければ感度を上げてシャッター速度を稼ぐ必要がありますね。
センサーフォーマットより大きなイメージサークルのレンズを流用する場合は、
周辺画質でも小さなフォーマットが有利になりますね。
被写界深度に限定すると、最終出力サイズを揃えて高感度の解像とノイズを比較して、
35mm判より1.3段低感度で同等ならAPS-C判、
35mm判より2段低感度で同等なら4/3判も有りだと考えています。
NN
色んな意見がありますね。
個人的にはAPS-Cでも十分すぎるほどにボケると感じているので、明るいレンズはボケよりむしろシャッター速度が稼げる、手ブレが防げることの方がありがたみを感じます。
なので小センサーに明るいレンズ、ってのが理想です。シグマには是非、m4/3やニコワン用に換算70-200mmF2とか出して欲しいですね。ハイスピードレンズって感じで。
zikuuo
F値を被写界深度のみで換算する人が出てくると必ず議論になりますね。
私は、F値の恩恵の一番は、高速シャッターがきれることだと思います。
描写が少々甘くなろうが、低感度で撮れるならそれほど有難いことはないです。
特に高感度耐性がフルサイズほど優秀でない、APS-Cにおいて、F値が小さなことは大きなアドバンテージです。
APS-CのF1.8、マイクロフォーサーズのF0.95とかをフルサイズ換算すれば、そんなにボケない(だろう)的な話をする人がいますが、センサーサイズが小さくなれば、より接写ができる場合も増え、5cm近づければボケ具合なんてどーとでも変わっています。
このレンズも全域28cmまで寄れますから、ほとんどのフルサイズF2.8通しのズームレンズよりボカすことができますよね。
あくまで接写の話ですが。
オリンパ
匿名さん
>35mm判より1.3段低感度で同等ならAPS-C判、
>35mm判より2段低感度で同等なら4/3判
APS-Cと4/3にそんなに差はないですよ。
1.5段または1.6段低感度で同等なのがAPS-Cです。
もうほぼ製品がないですが、APS-Hなら1.3段ですね。
masu
ボケ量でいろいろ言ってますが、
明るさはf1.8のままですが、
画角からのボケのフルサイズ換算はf2.8になるということだけでいいと思うのですが…
(正確には1.8×1.5=2.7だと思いますが…)
ザムザ
F値換算について
・ボケ量
・シャッタスピードを稼げるか
の2つの観点があると思います。
イメージサークルが異なる光学系での比較において
前者が目的である場合、換算に特に異論はないようですが、
私は後者でも同様のF値換算すべき、もしくは有効口径で比較すべきと考えます。
露出はシャッタースピードと、絞りとそしてISO感度で決まりますが、ISO感度はブラックボックスです、
つまりシャッタースピード上げるには、ISO感度上げればいいのです。
では、どれだけISO感度あげられるか(S/N比を期待できるか)、それを開口率などのセンサーの特性を除いて光学部分だけで考えるのであれば、センサーにどれだけ光が届くかの絶対量(つまりS/N比のS)で決まりますよね。(もちろんセンサーの特性にも大きく左右されますが、光学系での議論として)
ですので、どれだけシャッタースピードが稼げるか、
それ比較するためには、F値でなく、イメージサークルに届く光の絶対量であるべきと考えます。
違うイメージサークルのkカメラAとカメラBで
同じISO感度でカメラAはカメラBよりF値が小さいからシャッタースピード稼げる
という比較は、そのISO感度の意味がAとBで全く異なるので、ISO感度設定が変えられるデジタルカメラにおいては特に、あまり意味が無いのではないでしょうか?
ペンタコ
当分フルサイズを発売しないであろうシグママウントユーザにとっては、意義のあるレンズだと思います。
フルサイズ購入予定のない(できない?)ペンタメインな私にも興味があるレンズです。広角寄りなのでボケはさほど気になりませんし、期待通り高解像ということですが、重量がちょっと気になりますね。
でも、あんまり売れないであろうペンタ用も用意してくれてありがとうシグマさんって感じですね。
焦点距離を換算するのなら、f値も換算する。ということに私は特段の違和感は感じないですね。
APS-Cでは焦点距離1.5倍、f値1.5倍、ISOを一段下げれば、画角、被写界深度、ノイズ量が揃って同じような画になるという理解をしています。
(厳密には画素数とか画素ピッチとかいろいろありますけど
)
か~みっと
F値はボケの指数ではないですよ。
昔からF値は口径比であってレンズの外側と内側の光量の比率を示す係数です。
露出係数からシャッタースピードを求める為の物です。
(T値の方が光量という視点ではもっと正しいかもしれませんが;;;)
同じF値でも焦点距離でボケ量は変わりますし、
全く同じレンズでも撮影距離でボケ量は全然違います。
特に接写はF値は大きく暗くなりますが、
それ以上にボケ量は大きくなりますからね。
ハッキリ言って
F値をボケ量示す係数とするのは止めましょう。
s
>>ザムザさん
概ね同意です。
ただしその理論は、センサーの面積と性能が正比例していなければ成り立ちません。
まあ、大体面積通り比例しているんですけどね。
多少、小センサー側が頑張っているとは思います。
面積分伸びる性能と、そうでない項目がありますから。
ザムザ
か~みっとさん、
F値をボケの指標に使うのは、
同じ画角のレンズ比較っていう前提でしょうね。
とりニン
いろいろ意見がありますが、
APS-C+F1.8のレンズとフルサイズ+F2.8のレンズで、同じSSになるようフルサイズでISOをあげた場合にノイズが同じぐらいと大雑把に考えると、フルサイズの29-56mmF2.8と同程度の画角・被写界深度・明るさを得られるレンズ、と考えることもできると思います。
810gは確かに重いですが、
重くてもいいシチュエーションもいろいろあります。
旅行のときは軽いレンズで身軽に楽しめて、ここぞという場合はこのレンズで重さと引き換えにフルサイズ並みのボケと明るさが得られる、と考えると、今はフルサイズを使ってますがAPS-C機が魅力的に見えてきました。
s
>>ザムザさん
追記です。
ちゃんとセンサーの特性を除いて、という但し書きがありますね。
意味の無い突っ込みを失礼いたしました。
もはや、これからのISOは露出感度をそのままのせるのをやめて、
一定画質水準での感度を表記する形の方が良いのではないかと思ってしまいますね。
"一定のS/N, 一定のダイナミックレンジ、etc...を満たす最大感度はコレ"というわけです。
その基準を決めるのに揉めるでしょうから、無理だとは思いますが…。
なんにせよ、別に今のままで困りはしませんがね。知識がある我々は。
一般消費者にアピールするとなると、新しい表記のしかたも有用そうです。
有効口径=サイズなので、結局デカイのが良いのかいw とガッカリされそうですがねw
.
実瞳径はF1:1.8で変化しないのは別に問題にと思います
なので露出上はF1.8として決めるのは当然ですよね
ただ皆さんが仰ってるのは描写における換算値なのですよね?
最近はコンデジでもF1.8という口径比のレンズはありますが
あれもF1.8なのでフルサイズの一眼レフ並みに被写界深度が薄い
と仰られる方は居ないのですよね?
あくまで見た目の描写的な画角や被写界深度という話でしたら
18-35mmはキヤノンセンサーのクロップ率が1.6倍ですので
35mm換算で28.8-56mm相当となりフォーマット(センサーサイズ)
がAPS-Cと小さくなった分の影響で被写界深度も縦倍率が加わり
同じく35mm換算でF2.88相当の被写界深度になる
つまり今回のEOS KissX7iとEOS 6Dを並べて同時に撮った場合
KissX7i側は解放F1.8で撮っても6D側はF2.8くらいのレンズと
同じ被写界深度に見えるという話なのですよね?
換算28.8-56mm DOF:F2.88相当
何かこれで皆様が揉めるような要素があるのでしょうか?
tedejamaica
物事は単純じゃないですか?
例えば小さなセンサーのコンデジの「F1.4のレンズ搭載」という表記に対して
「いやいやその表記はダメだ、フルサイズ換算でのボケ量相当の表示にしないと!」
みたいな話には現状なっていないし、ならないと思います。
そもそもF値はボケ量の数値ではないですし。
だから、このレンズに関してもF2.8と表記するのは不適当です。
pot
ISO可変でF値に頼らず露出が調整できるデジタル時代で、低F値の存在意義がボケ量に偏重するのも世の流れだと思いますね。サンプルもそのようなものばかりですし。そういう意味では換算に一票。
やまかわ
私の出来の悪い頭ではついて行けなくなってきました(><)
とりあえずですが.さんの仰る
・換算28.8-56mm DOF:F2.88相当(キヤノン機)
・実F値は1.8なのでSSやISO感度を約1段稼げる
と言う考え方で実際の撮影になにか極端な不都合が生じるのでしょうか?
tedejamaica
『・換算28.8-56mm DOF:F2.88相当(キヤノン機)
・実F値は1.8なのでSSやISO感度を約1段稼げる』
そうですよね。
そのように書くと誤解ないんですけどね。
ただ今までレンズに対してそのような表記をしてきていないところに、
突然「F1.8じゃなくてF2.8と書きましょう」といわれたので混乱を招いているんです。
もしやるならその他のあらゆるコンデジ、レンズに対してもその書き方を適用しないといけません。
K200D
画角が同じだからという理由でAPSやFT用のレンズの焦点距離をフルサイズ換算で表記したのは販売側の都合ですよね。ボケの量を重視するのであれば、換算表記の際になんらかの工夫があってもよっかったですね。
ただ、ボケの量を一般的な使い方で多く求めることは少ないように思います。私はむしろ被写界深度の深さに魅力を感じてFT機を買いました。RZ67の110mmの深度の薄さと比べると圧倒的に使いやすかったです。
映像の美しさはボケの大きさではありません。ピントの欲しい範囲はきちんと写って、そこから滑らかにディテールが背景に溶け込んで行くことで、被写体の立体感が際立つように映ることが重要です。ボケは量ではなく質です。例えばヤシカコンタックスのMP60やP50は素晴らしかった。意外かもしれませんが、後者は開放よりもf4からf5.6絞ったときに、美しい立体感が得られた。
当時のSigmaのmacro50mmには、そういった立体感がZeissに比べてもの足りないと感じたのですが、いまの単焦点ではDP2xを使ってみて、充分によくなっているのが実感できます。ズームということで18-35mmはどこまでよくなっているか、楽しみでもあります。
TT
被写界深度(DOF)は、ピントが合って見える距離の事で、単位は「長さ」です。
例えばですが「被写界深度は1メートル」という言い方が正しい表現です。
「被写界深度はF2.8相当」という言い方は光学の世界には存在しません。
被写界深度をF値で換算可能であれば、高倍率マクロ撮影で非常に薄くなった
DOFはどのような換算になるのでしょうか?実効F値はF11だけれど、DOFは
F0.1相当だよね、などというありえない表現になってしまいます。
仮にこのSigmaのレンズを18mm F1.8で撮影した時のDOFを5cmとしましょう。
そして、このレンズをアダプターを介してPentax Q7で撮影したとします。
焦点距離を換算すると82.8mmのF1.8で撮影でき、DOFは5cmのままです。
次に、このレンズをアダプターを介してPentax 645Dで撮影してみましょう。
焦点距離を換算すると15.3mm F1.8です。そしてDOFは5cmで変わりません。
(実際にはフランジバックが合わないですし、ケラれますが・・・)
いくらセンサーサイズが異なるカメラで撮影してもF値もDOFも一定です。
本当は焦点距離も換算すべきものではなく、一定のままです。
デジタル世代になって、被写界深度とF値がこうも曖昧に捉えられるのですね。
ちょっと愕然としています。カメラを使うユーザーの知識がこれほどまでに
曖昧になると、SigmaがF値の明るいレンズを開発した意義が無くなってしまう
のではないかと、非常に心配になります。
か~みっと
まだボケの指標にという人が居るのがビックリw
初めの頃に書かれている人が居たので書きませんでしたが
※レンズの焦点距離を有効口径で割った値
→レンズの明るさを示す指標
と明確に単位が設定されています。
(あえて書きますが)
『コレから長さの単位にはgを使おう!!』
『1gの1円玉の直径が2cmなので1g=2cm!!』
それぐらい変なことを言ってるのと同じですよ。
露出計算に使う値ですから勝手に変更してはいけません。
適正露出を計算をしない人が増えたからしかたの無いことかもしれませんが変動F値などにしてしまうと計算に困ります。
(マクロ撮影などは面倒ですがちゃんと変動値を元に計算します)
ハッキリ言ってボケ量を示したい人は明確なボケの単位を提言して下さい!!
ちゃんと決まったらそれを使いますよ(笑)
>ザムザさん
はい、しかも目安でしかないですね。
>. さんw
>やまかわさん
>換算28.8-56mm DOF:F2.88相当
勝手に単位を作らないw
みんなと違うことを言ってたら単位の意義が無くなりませんか?
みんなの意志が統一されていて初めての単位でしょ?
>potさん
>低F値の存在意義がボケ量に偏重するのも世の流れだと思いますね
単位です。存在意義はもちろんその為にあります。
>tedejamaicaさん
そのとおりですね。
KIYO
ところで、さらに話をややこしくしてしまうかも知れませんが、、、
一般に、F値と焦点距離でボケの大きさが決まる
と思われていますよね。ボケの感じ(固いとか柔らかいとか2線であるとか)はレンズによって違うと思っている人でも、ボケの大きさは例えば50mmF1.4だったらどれも同じだと考えている人が多いと思います。
が、レンズ構成(正確に言えば収差の補正の仕方)で、同じF値・焦点距離でもボケの大きさが異なるようです。
その典型が、古いレンズですが、Carl ZeissがライバルVoigtlanderのために作った"Ultron" 50mmF.8。
このレンズは有名なので、検索するといろいろ出てくると思いますが、50mmなのに一番前が凹レンズで始まる独特のレンズ構成のせいか、どうみてもボケが大きいです(しかも優しい)
古典レンズとバカにすべきではなく、このレンズ今の水準で見てもきれいな画を作ります。(開放から!)
と、また話をややこしくしてしまい、すみません。
あまりに数値主義になっているので。
愛媛みかん
フォーマットの大小によって、F値を換算し、比較する意義は個人的にはあまりありませんね。
これだけ多様化したデジタルセンサーの規格サイズについて、それぞれ「ボケ量表示」の優劣を比較する行為は、ほぼ自己満足に近い世界ではないでしょうか?
許容錯乱円に基づく、レンズ毎の被写界深度表が消え、レンズの距離環から被写界深度の表示線が無くなっている時代に「ボケ量表示」の定数化はいかがなものでしょうか・・・・・・・。
それぞれのセンサーサイズには固有の属性が付随しています。
ライカとリンホフの「ボケ」比較は?
APS-CのF1.8ズームはそれ自体「快挙」ではないでしょうか・・・・・・・。
.
少々疑問なのですが被写界深度について意見を交換されているのに
皆さんは縦倍率をご存じないのでしょうか?
広角レンズは被写界深度が1段深くなるという事をご存じないので
しょうか?
横倍率と言う意味での被写界深度はフォーマットにより変化しません
しかし縦倍率は変化します
645Dの話をされている方がおられましたが35mm判フルサイズよりも
1段被写界深度は浅くなりますしより大きな判では2段以上浅くなります
逆にAPS-Cや4/3系等々のより小さな判では縦倍率がより増大し見た目の
被写界深度は深くなります
これは光学的なお話です
レンズだけの事ではなく結像する側のフォーマットのサイズでも光学的
変化が起きて許容錯乱円や縦倍率が変化しそれらすべての影響が写真に
出てきます
皆様冷静に今一度これらについて調べられてはいかがでしょうか?
匿名
オリンパさん (2013年6月17日 21:58)
いまさら指摘するのもどうかと思いましたが、
気になりましたので返信します。
>>35mm判より1.3段低感度で同等ならAPS-C判、
>>35mm判より2段低感度で同等なら4/3判
>APS-Cと4/3にそんなに差はないですよ。
APS-C判と4/3判の差は0.7段と間接的に書いているつもりです。
勘違いしておられるのでは?
>1.5段または1.6段低感度で同等なのがAPS-Cです。
>もうほぼ製品がないですが、APS-Hなら1.3段ですね。
1.5段=1.5倍ではないのでオリンパさんの間違いです。
ルート2の1.5乗=2の0.75乗≒1.68、ルート2の1.6乗≒1.74になります。
ルート2の4/3乗≒1.59でEOS 7Dの換算倍率とほぼ等しくなります。
ニコンDXの換算倍率も1.53程度ですので、
高感度では35mm判カメラより1.3段近く不利です。
EOS 1D4 の換算倍率は1.29でルート2の0.74乗に相当しますので、
高感度では35mm判カメラより2/3段以上不利です。
DXOmark の高スコア機種で比較すると、35mm判は3000、
APS-C判は1200、4/3判は800となり、ほぼ合致します。
KIYO
説明が1個所抜けたので、指摘される前に追記しておきます。
フォーマットが同じ(例えば35mmフルサイズ)で、
焦点距離が同じ(例えば50mm)で、
F値が同じ(例えばF1.4)で、
ならばボケの大きさは同じだと一般に思われているのですが、
レンズ構成の違い(というか収差の関係)で、
ボケの大きさが異なるようなのです。
ボケの「感じ」ではなく、大きさが。
まぁ、どう崩れるかによって大きさの感じに受け取られるという点ではボケの「感じ」かも知れません。
例にあげたUltronのF1.8は個人で使っていますが、どう見ても他のレンズの1段以上大きくボケる印象があり、同じことを指摘している(比較写真を上げて)サイトもあります。
やまかわ
か~みっとさん
なんだか誤解を招くような書き方になってしまったようで申し訳ありません。
私が申し上げたかったと言うか教えていただきたかったのは、大雑把にはこの理解で大丈夫でしょうか?
と言うことでした。
ちょっと失礼な書き方になりますが、
「ボケ量の単位の新設」とかは個人的にどうでもいいんです。
実際に撮ってて大幅に違わないようなら目安としていてダメなんでしょうか?
みょみょ
同じ焦点距離のレンズでフルサイズの画角をaps-c
で撮る場合に被写体から距離を離すことになりその分ボケ量が少なくなる。その程度のことだと思いますが。
KMA
今って焦点距離もF値も換算する考えがあるとは晴天の霹靂
自分がAPS-C使う場合、35mmのレンズを使うときはファインダーから覗くと50mmの画角にトリミングされ35mmのF値に対する被写界深度があると撮っていたけど、中にはわざわざF値を倍率させるという一段階無駄なことをやってる人達も多いんだね
画角だけ倍率かければ、あとは表記のまま考えればいいのにわざわざF値に倍率をかけるメリットはなんなんだろう
moeme
やまかわさん
それが、開放時のボケは、有効口径だけではなく、筒自体の太さというか前群と後群の差というか、
ビネット発生により、影響を受けます。
少し絞り込めば似たボケかたになりますが。
ぽぽぽーん
これ、無理にスペック値で優劣を付けたい人たちの議論ですね・・・
85mm F1.8のレンズで、同等条件で撮影しても人間が感じるボケの量は変わります。
そのくらいボケかたによるぼけの感じとり方は異なり、単純な計算式で得られる物ではありません。レンズ設計用のソフトウェアで様々な条件を入れておおよそがシミュレートできるレベルです。
現在のF値=ボケ量至上のような考え方には違和感があります。
RGVΓ
この記事に投稿されている多くのベテランのカメラファンの方がおっしゃる通り、同じ焦点距離で同じF値のレンズであってもレンズタイプ(プラナー、ゾナー、テッサー等)や絞りの形状や残存収差によってボケの量や質が変わってきます。ボケとはそれほど奥深いもので また主観的なものだと思います。だからこそ私は そのようなレンズの深淵さが大好きです。数値だけでは計れない世界がそこには拡がっていて興味が尽きません。シグマは今は解像度を重視していますがコシナのMFレンズのようなボケ重視のレンズも作ろうと思えば作れると思いますが純正レンズメーカーがMTFを重視しているので路線を合わしているのだと思います。
KMA
コシナツァイスはコンタックスツァイスに比べれば、
解像度重視だと思うが
そもそもツァイス自体が解像度を追求しているレンズ
ボケを昔から重視しているのは日本メーカーのレンズだよ
ぽぽぽぽーん
ぽぽぽーんは「ぽ」の打ち損ないで自分です。
>RGVΓさん
解像とボケの兼ね合いをシグマの設計者が理解していないわけもなく、今回の解像優先で明るい2倍ズームというのは意図的な「あえて」の製品化で、たぶん海外旅行などで手持ちで風景や建物などを撮るシチュエーションを想定していそうです。
F1.8はボケ以前に単純な明るさ確保(SS確保)で、開放からの解像の良さはディテールの多い被写体=ポートレート系ではない被写体に開放から使えることを最優先にしていると思います。
僕はそのような意図と受け取ったので、広角側換算24mmのF2あたりの2倍ズームとして貰えれば旅行ではなお使いやすく、望遠側が換算50mmを切ればポートレート用レンズと誤解されることもないだろうと考えたのですが・・・
現在発売されてる広角ズームの広角側はワイドすぎて限られたシチュエーションでしか使えませんから、2倍ズームに割り切るかわりに明るさと解像に振る試みは大歓迎ですが、やはり国内は「ぼかし」写真文化なのかF1.8故に誤解されてしまうようですね。
pot
>か~みっとさん
言葉足らずだったようですみません。
>低F値の存在意義が偏重
は、F1.8のような特に開放F値の低いレンズは、SSを上げたりストロボを回避するよりも、その描写性能、とりわけボケ量を活かした作品作りとしての需要が高いという意味で書きました。
無次元量であるF値を単位と呼称するのは何だかムズ痒いですが、(できれば指標と呼びたいです)単純化のために単位として扱いましょう。
>『コレから長さの単位にはgを使おう!!』
>『1gの1円玉の直径が2cmなので1g=2cm!!』
ある量を他の量の単位を用いて表すのは不適当だと仰りたいのだと思います。しかし、2つの量に相関関係が認められれば、相方の単位を用いる場合があることをご存知だと思います。(単位)換算と呼ばれる操作です。
確認しておきたいのですが、いわゆる35mm判換算は単位を変換する操作です。焦点距離(mm)を画角(°)に変換します。TTさんも仰っていますが、どのフォーマットにつけてもレンズの焦点距離はF値同様不変です。「換算28.8-56mm」の後には必ず「相当の画角」というフレーズが付きます。そして実用上、焦点距離は画角の目安でしかありません。焦点距離表記が同じでもレンズのタイプやその他の性質により画角が変わるのはご承知と思います。一般の方で写したい範囲から画角、焦点距離を逆算する方もそうそういらっしゃると思えません。
ボケ量に決まった単位はありませんが、F値と相関の関係にあることに異論はないと思います。同じレンズ、F値一定でフォーマットを変えた場合、ボケの量が画角と同様に変化するのは上のコメント欄のとおりです。
「35mm判換算28.8-56mm相当の画角」を積極的に用いるのに
「35mm判換算F2.88相当のボケ量」を認めないのは
ダブルスタンダードです。
さらに言えば、本来「°」という単位がある画角ですら簡便な単位換算で済ませるのですから、正式な単位が無いボケ量は、なおさら関連性の高いF値を目安として用いて問題無いでしょう。
現状ではF値の35mm判換算併記は(ボケ量の目安として知られていても)ほとんど見られませんが、業界がボケ量を前面に押し出してレンズ交換式カメラの新規ユーザーを取り込もうとしている状況においては、フォーマット選びの参考にこのような注意喚起も一考だと思いますね。もちろんマニュアルで露出を調整するようなベテランの方には必要ないでしょう。今時の多くのカメラユーザにとって焦点距離・F値は画角・ボケ量を予想するための指標というのが私見です。次点でSSの調整でしょうか。
50mm F1.8 ←焦点距離 F値
50mm F1.8 ←換算画角・ボケ量 (フルサイズ)
75mm F2.7 ←換算画角・ボケ量(APS-C)
この3段階6項目から好きなものを選んで使えばいいと思うんですけどね。
pot
追記というか訂正というか
35mm判換算は画角を焦点距離に換算するんですかね。どちらがどちらか日本語が分からなくなります。
のんき
potさんの言いたいことはわかるのですが…でも
>「35mm判換算28.8-56mm相当の画角」
はリニアな(線形の)相関関係であると思うので妥当だと感じますが
>「35mm判換算F2.88相当のボケ量」
というのはリニアな相関なのでしょうか?
いみじくも
>ボケ量に決まった単位はありませんが
とおっしゃってます。自分は 『ボケ「量」≠被写界深度』
と理解しておりますが、それゆえF値で換算する妥当性が理解できません。
そもそも、「ボケ量」の定義から始まらないと議論にならないように思いました。
KIYO
昔、フィルム時代、、、
ハッセルにあこがれたのですが(当然買えないw)、その時、ハッセルのレンズで、何ミリは35mm判の何ミリに相当するんだろうとカタログを見ても、
対角線画角と水平画角が記載されているのみ。
今考えると、これって大人の対応ですよね。
(スクエアフォーマットなので、換算の概念そのものが違うし)
デジタル時代になって、いろんなフォーマット&アスペクト比が登場した際に、業界が団結して画角表示に改めれば良かったのだけど、時既に遅し(笑)
カメラマンの人たちは「画角表示だと分からない」と言うのだけど、それは慣れの問題であって、今でも(通常はあまり使わず従って慣れていない人が多い)超広角レンズだと「対角画角144度の超ワイド画像」なんてカタログに出てくる。
前に「デジカメ、どれがお勧めですか?」と詳しくない人に聞かれたとき、「このカメラだと広角が24mm相当なので、皆さんで集合写真撮るときなど撮りやすいですよ」
と言って、「24mmって何ですか?」と質問され、あぁー、そういう風に言ってはだめなんだなと思いました。
と、またもこのレンズに関係ない話でごめんなさい。
RGVΓ
レンズの焦点距離については、人間の目で見た自然な画角がライカ版の焦点距離50mmだとカタログ等に記載されています。戦後 日本のカメラメーカーは一眼用の50mmの標準レンズを作りたかったが 通常のガウスタイプだとバックフォーカスが長い一眼カメラ用だと58mmくらいが当時の限界で妥協的に一時期58mmを標準レンズとしたそうです。その後、レンズ後群に補正の為に凸レンズを2枚追加するすることで50mmの標準レンズを開発したのは有名な話しですね。(私を含む)昔からのフィルムカメラ世代の方には50mmを標準とした画角のイメージがありますが、デジタル一眼から入門された方にとっては最初はAPS-Cからエントリーされる方が多いので50mm=標準の感覚は無いと思います。なので、無理矢理に焦点距離をライカ版に換算しても意味が無いのではないでしょうか。もし、換算するのなら例えば標準レンズの焦点距離を指数100とかに決めて それとのリニア対比の指数で表すとかの方が分かりやすいと思います。将来はライカ版より大きなセンサーサイズが主流になる可能性もゼロではないので、そういう方法もありかと思います。
K200D
そういえばフィルムの時代には、年齢mmが標準レンズとして使いやすい、という話がカメラ雑誌に書かれていましたね。なるほどと、思ったものです。この意味では135サイズ換算表記は意味がありますね。
しかし、ノーファインダで写る範囲をイメージするためには、画角で考えるのが分かりやすいと思います。
カメラ業界が135サイズ 換算で表記したのは、いずれ135サイズのセンサに移行することが規定路線であるなか、APSサイズはそれまでの間のつなぎで、しかしデジタル対応の名目で専用レンズの商売もできるといううまみのあるフォーマットであり、換算であることを強調することで、『本来の』フォーマットが135サイズであることをユーザの無意識に刷り込む意図があったからでしょう。
デジカメの普及する少し前に、APSフォーマットのフィルム規格がでたことを思い出しましょう。135サイズに比べてかなり小さいAPSフォーマットをフィルム時代からのフォーマットとして、特に劣るものでないイメージで、フィルムカメラ同等のイメージでデジカメに定着させるうえで、一定の役割を果たしましたよね。
日本のカメラ産業は、メーカーとライターとユーザーが狐と狸の化かし合いを演じ合いながら発展してきた面もあります。特にネット環境のあるいま、ユーザーも結構な狸である場合もありますよね。
ぽぽぽぽーん
>RGVΓさん
実は135フルフレームの標準画角は43mmで、国内製品としてはFA43mm F1.8 Limited/Special の2本しか無いはずです。ライカ判の標準=50mmは、ライカが当時製造していた顕微鏡用のレンズが50mmで、数値も近いので流用したことに始まります。
画角というのは難しく、フルフレームなら43-47mmくらいが一番自然で40mmは広角感が強く50mmは若干視野が制限され気味になり、トリミングが前提のレンジファインダーなら40mmは使いやすく、被写体に対する求心力を持たせると50mmがちょうど良いと感じます。
デジタルになりTTLでノートリミングが当たり前になっているので画角もよりディープに練った単焦点レンズが出てきて欲しいです。