キヤノンEF-M 22mm F2 STM は小型の広角レンズとしては良好な性能

DxOMark に、EOS M 用のパンケーキレンズ「EF-M 22mm F2 STM」のスコアとレビューが掲載されています。

Canon EF-M 22mm f2.0 STM lens review: compact prime with high image quality

 (テスト機はEOS M)   EF-M22  EF-M18-55   EF-M11-22 
DxOMarkスコア 21 13 14
解像力 13P-Mpix 8P-Mpix 10P-Mpix
透過 2.3T 4.8T 5.1T
歪曲 0% 0.3% 0.3%
周辺光量落ち -2EV -0.8EV -1.5EV
色収差  9μm 9μm 6μm

 

  • DxOMark のスコア21は、大口径のコンパクトな広角レンズとしてはしっかりとした性能だ。周辺光量落ちは開放では極めて大きいが、F2.8以上に絞れば良好に補正されている。色収差はまずまず低いレベルだ。
  • 透過の2.3Tは今ひとつだが、この種のレンズでは予想外のことではない。解像力は13P-Mpixと高く、F2.8以上では隅々までシャープになる。
  • 小さなパンケーキEF-M 22mm F2 は、光学性能は良好で、とても望ましいレンズだ。

 

22mm F2は直接比較対象となるレンズがありませんが、EF-Mのズームレンズと比較すると単焦点レンズだけあって、さすがに高性能ですね。解像力の13P-Mpixは18MPセンサーのテストとしては非常に高い値で、7DでテストしたL レンズや最新の並単の広角レンズの解像力を超えているようです。