オリンパスはコンパクトの値崩れは想定以上だが交換レンズとE-M1は好調

DIAMOND online に、オリンパスの笹宏行社長のインタビューが掲載されています。

コンパクト値崩れが想定以上ミラーレスは自社組み立てに

  • コンパクトデジタルカメラの値崩れが、ここまでひどいとは想定していなかった。為替の影響を差し引いた16億円の赤字の一因が値崩れ。
  • レンズの評判がものすごくよいため増産している。ミラーレスのレンズ付帯率(カメラ1台当たりのレンズ販売本数)を上げる施策が実現しつつあり、レンズ増産にリスクはないと思っている。付帯率は個人的には2本を狙いたい。
  • PENは半期20万台で安定推移している。E-M1は店頭在庫もないくらい評判がよく、10万台はいくだろう。30万台は見えている。
  • 受託生産していたものを社内に引き上げる取り組みを進めている。来期に向け、外部委託していたミラーレスの組み立てを、工賃が安いベトナムの自社工場に移管する構造改革も考えている。

 

オリンパスに限らず、コンパクトカメラの分野では各社とも苦戦しているようです。とは言え、オリンパスはm4/3用のレンズはよく売れていて、また、E-M1も店頭在庫が無いくらいの評判ということなので、レンズ交換式の方はなかなか好調のようですね。