DxOMark にキヤノンEF17-40mm F4L のスコアが掲載

DxOMark にキヤノンEF17-40mm F4L のスコアとレビューが掲載されています。

Canon EF 17-40mm f/4L USM lens review: Popular high-performance option 

 (テスト機は5D3)   EF17-40F4L  EF16-35F2.8L II   Tokina16-28F2.8 
DxOMarkスコア 21 22 22
解像力 15P-Mpix 14P-Mpix 17P-Mpix
透過 4.4T 3.3T 3.1T
歪曲 0.4% 0.6% 0.3%
周辺光量落ち -1.6EV -1.5EV -1.3EV
色収差  11μm 13μm 8μm

 

  • EF17-40mm F4L は、超広角レンズとしては高い21のDxOMarkスコアを達成している。解像力のピーク15P-Mpixは、おそらく最新設計のレンズに若干遅れを取っているが、それでもなおこのスコアはとても良好だ。
  • 多くのズームレンズのように、このレンズも広角端の性能が良く、開放から均一性は良好だ。35mm以上では開放では特に周辺部で解像力が低下するが、絞れば着実に改善する(性能のピークはF8-F11)。色収差は、24~40mmではまずまずよく補正されているが、17mmの隅では目立つ。しかし、APS-Cでは色収差は問題はなく、そしてこれは周辺光量落ちについても同じことが言える。
  • EF16-35mm F2.8L II との比較では35mmではF2.8L II が良好だが、17-40mm F4Lは画面全域の均一性に優れ、ピークの解像力もわずかに高い。17-40mm F4Lは小型軽量なので旅行用、風景用に良い選択だ。

 

17-40mm F4L は発売から10年以上が経過しており、よくリニューアルの噂も流れているレンズですが、DxOのテストではまずまずの結果がでているようですね。さすがに設計が新しくズーム倍率が低いトキナー16-28mm F2.8には敵わないようですが、スコアの差はそれほど大きくはないようです。