パナソニックが海外で4K動画が可能な「DMC-GH4」を発表

パナソニックが、海外で4K動画機能を搭載するマイクロフォーサーズカメラ「DMC-GH4」を発表しました。

Panasonic announces 4K-capable Lumix DMC-GH4

  • パナソニックが最新のマイクロフォーサーズのフラッグシップカメラLumix DMC-GH4を発表した。このカメラはスチルと動画のハイブリッドカメラで、明らかに動画の改善が重視されている。4K動画と12/コマ/秒の連写、1080pで200Mbpsの高ビットレートの撮影を可能にする改定された16MP Live MOS センサーとヴィーナスエンジンIXプロセッサーが採用されている。
  • GH4には、0.07秒の速さで迷いにくい「Depth from Defocus(パナソニック独自の空間認識技術)」を使ったAFシステムが採用されている。3インチ104万ドットの可動式モニタと200万ドットオーバー(235.9万ドット)の有機EL EVFでスチルや動画の作品を造ることができる。
  • その他の呼び物には、Wi-Fi・NFC、PCシンクロポート、ハイライトシャドーコントロール、電子シャッターのみを使うサイレントモードがある。
  • 動画は4Kと1080pを含むモードがあり、IPBとALL-Intraをサポートする。フォーカスピーキング、ゼブラパターン、輝度レベル調整、シネマガンマプリセット機能を搭載する。オプションのインターフェースユニットを使用すると、5つのSDIと2つのXLR端子が追加され、タイムコード付きの10bit 4:2:2の出力が可能になる。価格と発売日は、後日発表される。
  • GH4のスペック
    - 有効16MPセンサー、ヴィーナスエンジンIX
    - ISO200-25600
    - AFポイント49点
    - 3インチ103.5万ドット可動式モニタ
    - 235.9万ドット有機EL EVF
    - シャッターは最高1/8000秒、シンクロ1/250秒
    - 連写は12コマ/秒
    - 動画は4K 30p、1920x1080 60p、MPEG-4、AVCHD
    - マイクはステレオ、スピーカーはモノラル
    - 重さ560g(バッテリー込み)
    - 大きさ113x93x84mm

 

4Kマイクロフォーサーズ機として話題になっていたGH4が、海外で正式発表されました。国内ではまだ正式発表されていないようですが、CP+2014の展示品のリストにはGH4が含まれているようです。

GH4のスペックはほぼ直前の噂通りで、動画機能重視のカメラに仕上がっているようですが、DFD(空間認識技術)を採用したAFや、連写の高速化などの改良も施されているので、スチルメインのユーザーにも恩恵がありそうですね。