・HD Pentax-DA 20-40mm f/2.8-4 Limited DC WR Lens Review
- 鏡筒はハイクオリティなプラスチックと金属が使用されており、実にしっかりとした造りだ。重さはフード付きでわずか291グラムと軽量で、テストに使用したK-5 IIs とのバランスは良好だ。
- フォーカシングはインナーフォーカスではなく、フォーカシングとズーミングで鏡筒が繰り出すが、フィルター枠は回転しない。
- MFでは、フォーカスリングはスムーズだが非常に軽い。フォーカスリングはAF中に回転するので、指を取られないように注意が必要かもしれない。AFはレンズ内モーターだが、それほど静かではない。
- 解像力は、20mmでは中央は開放から際立った値(outstanding)だが、隅はそれほどではなく、まずまず良好な値(fairly good)でしかない。F5.6からF8に絞ると画面全域で素晴らしい解像力(excellent)になる。
- 30mmでは、開放の解像力は画面全域で若干増し、中央は際立った値(outstanding)だが、周辺部はちょうど良好な値(good)だ。F5.6からF11では画面全域で素晴らしい解像力(excellent)になる。
- 40mmでは、開放では中央はとても良好(very good)だが、隅はなお、まずまず良好な値(fairly good)に過ぎない。絞ると大きく改善し、F5.6で解像力はピーク(全域でほぼoutstandinng)になる。
- 色収差は、ズーム全域で1/4ピクセルをかろうじて超える値で、極めて良く補正されている。このレベルの色収差は、大幅なトリミングでも目立たないだろう。
- 周辺光量落ちは広角端で1.25EV、望遠端で1.21EVで標準ズームとしては標準的だ。ズーム全域で2段かそれ以上絞れば、見た目に均一になる。
- 歪曲は広角端で2.92%のタル型、望遠端で0.627%のタル型で、このタイプのレンズとしては標準的。幸いなことに、歪曲のパターンは画面全域で整っているので、後処理での補正は比較的容易なはずだ。
- 逆光ではフレア耐性は非常に高く、コントラストも良好に維持されている。フードは浅く、それほど前玉を遮らないが、少なくとも前玉をぶつけないようにするためには役に立つ。
- 価格は850ポンドで、絞り値可変の標準ズームレンズとしては極めて高価。同じ価格帯で、より便利なズーム域でF2.8通しのDA★16-50mm F2.8が選択できる。
- F値可変のズームの中では、光学性能に関してはとても良好だ。このレンズのズームレンジは、APS-Cの一眼レフが最初に登場したときに、入手可能なレンズで間に合わせたことを思い起こさせる。そして、開放F値もごく普通だ。このレンズは多くの人にとってコストパフォーマンスが悪いかもしれないが、素晴らしい造りとレトロデザインが好きな人は、このレンズを高く評価するかもしれない。
- 良い点: 開放から中央のとても良好な解像力、絞ったときの素晴らしい解像力、とても良好な造り、防塵防滴構造、色収差が少ない、レトロスタイル。
- 悪い点: F値可変の標準ズームとしては価格が高い、それほどワイドでも望遠でもない奇妙なズーム域、インナーフォーカスでもインナーズームでもない。
光学性能は開放では周辺部が若干甘いようですが、少し絞れば全域で高解像力になるので問題はなさそうです。色収差は非常に良好で、それ意外の項目もまずまず良好な結果となっています。
結論ではレビュアーは今一つ盛り上がっていない印象ですが、このレンズは味を追求したと言われているLimited レンズなので、数値中心のレビューでは、魅力が分かり辛いのかもしれませんね。
CRO
レトロなデザイン…。
むしろサイバーな感じがしますが(笑)
050
見た目に反して軽いってのは売りになりそうだけど、スペックの割りには安くないからそんなには売れないのかな。
解る人には解るというか、使ってみると良いというような製品がペンタには多い気がする。
Qべぇ
このレンズをK-3の標準レンズとして使用しています。ズームレンズとしては焦点距離が微妙な印象がありますが、個人的には換算30、40、50、60mmの単焦点を一度に使えるレンズというイメージです。写りは、単焦点の明るさには及びませんが、カリカリしない繊細で上品な印象です。スナップ派は気に入ると思います。ペンタックスは描写力を重視し、無理をしない明るさと倍率にしたとのことです。スペックを考えると値段はたしかに高かったですが、見た目がいいので、持つ喜びも味わえます。もうすこしだけ小さければさらによかったと思います。重さは意外と軽く、ボディとのバランスもいいです。
くま
ペンタックスは数値ではなく味や描写力を追求ってよく言うけど、どういうことなんでしょうか?
周辺が甘いと味が出るんでしょうか?
Yuop
スナップ用途では絶妙な焦点距離と重量だと思いますけどね。
kanna
サイズ以外は描画、デザイン、価格も微妙ですね…
あ~る
>くまさま
味が出るというのは結局システムとしてってことではないでしょうか?レンズ然り本体然りプリントして出てきた写真然り・・・
ここではレンズの話ですがレンズだけでも光の捉え方や色の捉え方、おっしゃるように周辺にかけての甘さもあるでしょう、いろいろなものが組み合わさって味となっていくのだと思います。
ですからある意味あっているし間違ってもいる・・・でしょうか?
ちなみに、周辺が甘くなるのはどこのメーカーでも多かれ少なかれそうなるのですから、やはり味でしょうかね?
私が知らないだけかもしれませんが中央部と周辺が同じというレンズは見たことがありません。
tom
FA43、FA77も出た時に同じこと言われたような。
普段FAlimを使ってる者からすると便利そうに見えます。
しら
価格が強気すぎると思います。
Pentax応援団
外観はLimitedシリーズにふさわしいもので、所有欲をくすぐります。
しかし、標準域でズーム倍率が2倍というのは少なすぎます。
最低3倍は欲しいです。(20−60、17−50mm等)
F2.8通しで描写力も高く、より安価なレンズがレンズメーカーから出ています。
購入されるのはLimited Funだけでしょうね。
銀太郎
お願いします
普通に良く写るレンズが希望なんですが、ペンタこだわりの味がどうのこうのなんて意味あるんですかね。フィルム時代ならともかく、デジタルには?です。変わったレンズも好きな人には楽しみでしょうが一般庶民はには理解できません。
一般的な売れ筋の商品を先に充実してほしいですね~。
YODAKINBO
私もこのレンズが出る迄は、K-5用のお散歩レンズとして期待していたのですが、やっぱり値段がね~。
Limitedの味は色乗りや描写力(甘いとはちょっと違います、旨く説明できないけど…)なのは、35mmのMacroも持っているので十分承知しているのですが…。
とりあえず、フルサイズを信じて500円玉貯金を続けます(X-T1にかなり心揺さぶられていますが:笑)。
ぽつぼつ
コンパクト、軽量、防滴。と言うのがこのレンズのコンセプトでしょう。あと、デザインという要素も大きいかな。
このレンズに関してはコンセプトありきで"味"という部分を求める製品では無いですね。
が~たん
(*^_^*)管理人さんの最後の一節 さすがと感じました
ん~ 値段でしょうね?
このレンズの評価は すべて値段から来ている感じ・・・
このレンズが出る前まではDA★16-50mmが中心でしたが
アウトドアや写ん歩では半日カメラを片手に持ち歩くと けっこう堪えます
それで軽量のDA18-55mmの出番となりますが
決して写りが悪いと言うワケではないのですが
もうちょっとだけ描写性能があったらな・・・
そんな場面が何度かあり 帯に短し襷に長し状態でした
そんな時に単焦点Limitedの味わいで
単焦点に欲しかった防塵・防滴構造
屋内撮影で助かる静かなレンズ内モーター
21mm・31mm・35mm・40mmを付け替える必要がない
そんな理由から喜んで購入しました
購入してからも 満足の日々ですが
これから購入を考えている人には
DA★16-50mmよりも高いワケですから
何だか おかしな事になってしまいましたね
ヨドバシあたりで49800円とかの価格だったなら
文句の付け所のない 質感のあるレンズで売れたでしょうね?
それかDA★16-50mmの方をHDコーティングではなく
DFA645の25mm・90mmやKマウントだと★55mmの
PENTAX最高峰コーティングの
エアロ・ブライト・コーティングにして価格を正常に戻すとか・・・
このままだと価格ばかり目立ってしまって
レンズの良さが消えてしまいそう・・・
ヤーノシュ
やはり、最新のSonyのEマウントZeissズームもそうだけど、
中心は凄いが周辺画質おざなり、ボケが荒いなどで、
値段の割りには期待した性能には行かないですね。
広角から標準ズームに銘玉なしなのが分かる気がします。
M42
excellent,excellent,outstandingで、これ以上は「汝何を望むや?」っていう感じですね!
ちゃた
PENTAXのLimitedってスペックだけで語られるものなんですかね。
しかもこのレンズ、何気にDC化、WR化されている。
つくりの良さはそのままに実用性も高めてきたモデルのように思います。
もともとDA Limitedは開放F値の明るさだけを追求はしてないし、
趣味の道具だし、こういうレンズがあっても良いように思いますけどね。
デジタルな時代だけになおさらそう思いますが。
ぱんた
Limitedで造りが良いので多少高くとも仕方ないのはあるかもしれませんね。
ズーム比も無理していないのでもう少し安くて
開放から文句なしの性能でも良い気がします。
ただ31mm・77mm持ちでLimitedファンなのですが
このレンズを買うかどうかと言われるとちょっと微妙。。。
X-E1 + 18-55F2.8-4を中古で買ったほうが・・・
と思ってしまう自分は真のペンタファンではないのかも(笑)
ちょっと気になったのがリンク先の
Telephoto | 1/100 sec | f/6.3 | 40.0 mm | ISO 100
の写真です。
建物左の木々よりも右の木々の方が画質低下が大きい気がして
少し偏芯があるのかも?と感じました。
しら
描写性能は文句の付けようがないような。
ibex
Limitedを冠するに値する描写能力のようですね。
軽さとK一桁機にマッチするデザインも惹かれます。
他には多分無い、PENTAXならではのレンズですね。
お尻ペンペン
「~のレンズの方が」って言う人もいるが、DA20-40って大きさ/重さ、WR、デザインも含めてモノなのでそれをスルーして評価するのもなんだかなー(そういう部分は画質に影響しないので評価しづらいのも確かですが)。ただ高すぎるって意見があるのも理解はできます。あと2万円くらい安い、DA12-24くらいの価格だったら評価が一変したのではないでしょうか。
どもん
通常のテストだけでは語れないところがありますよね、
ぺンタックスのリミテッドレンズは。
意図的に収差を残したり、そのバランスをコントロールして
独特の味わいを出すように歴代作られてきています。
この思想は初代リミテッド43㎜から変わらないところかと。
作りの良さをそのままにDC化、WR化されているのは
見逃せないところでしょう。
Qべぇ
デジカメマガジンの今月号で、メーカーがこのレンズのコンセプトについて答えています。インタビュー内容を大まかにいうと、水準以上の解像力はキープしつつ、最近のレンズのように解放から解像力を高めるのをあえてやめ、柔らかく、絞るとシャープになる味付け。柔らかい描写とは、甘い描写とはちがい、諧調性が高いのが特徴で、ポートレートにも適している。描写力を重視してズーム倍率を2倍に抑えた。とのことです。
車でいうと、同じような馬力でもレスポンス重視で足を固めた車と、常用域での乗りやすさや楽しさを考慮した味付けがあるようなものだと思います。前者はペンタックスでいうとスターレンズ、後者はリミテッドシリーズが近いイメージでしょうか。
価格は、私は8万円台後半でしたが、そろそろ7万円台に入ってきたので、写りや作りから考えてそう高い印象は薄れると思います。
ponq
43mm/77mmの時も、"実験的に多少像面湾曲は残してもサジタル像面とメリジオナル像面を完全にそろえる収差補正を行った。"という説明がありましたね。こうすると"平面での評価はあまりよくない"とも。ですので、一連のLimitedは、そういう設計思想的なものを受け継いでいるのではないでしょうか。作り手側で既に万人受けを考えていないということなのかも。
ペンタコス
このレンズ7万5千円スタートだったら予約購入の予定だったんですが、ちょっと高く感じて・・・。製造原価が掛かっているのは掛かっているんでしょうけども。
周辺がイマイチに見えるのは像面湾曲の影響でしょうかね。
ペンタックスのレンズは像面湾曲多めのレンズが多いので、像面湾曲が気になるひとはあんまり向いてない感じですね。個人的には像面湾曲はあまり気にならないのですが。
DALimitedはいずれもある程度使用する場面を限定(想定)して設計されている感じがするので、合う人には合う、合わない人にとっては全然合わないということになる感じがしますね。
例えばDA15はスナップである程度寄って撮るための設計(味付け)になっているのかなと自分は感じています。ペンタックスが本当にそう考えてるかは知りませんが、こういう私の使い方には合っていますので気に入ってます。でもこれを風景(遠景)に使おうとすると、解像力が物足りないという評価になるだろうと思います。
私はメーカ自体に拘りはなく、ニコンやキヤノンにあるものと同じならそちらを買うので、出来る限り違う部分を求めていってほしいなと思いますね。最近のペンタックスの状況をわかった上で選んだ人と、昔からペンタックスという人できっと求めるものは違うんでしょうね。まあ、難しいところですね。
beruba
考えようだが、☆16-50も発売当初は高かった。DCWRでこの作りのlimitedなら高くない。そのうち値段もこなれるだろうし、単リミ3本買うと思えば、所有感も相まって逆にお買い得と言えないだろうか。
リバース
このレンズ、総合的に見ると良い落とし所だと思います。
100点は取れないけど、全項目で60-70点取る、みたいなレンズ。
このレンズで腕を磨く、というよりは腕が良い人(工夫して撮れる人)が
気軽に楽しみながら撮りたいって時に選ぶレンズって感じがします。
考えようによっては何にも秀でてない、微妙なレンズにもなりますが。
まぁペンタらしいレンズなんじゃないでしょうか。
30-60の二倍ズームなら買ってたかも。
kik
DA Limitedの特徴。
・小さく軽量
・上質な外見
・標準的な描写
・少々割高
このレンズは完璧に合致してると思います。
d2
自分のペンタユーザーのコミュニティでも、発売後は全然盛り上がっていません。かなりコアな他社に見向きもしない方は買ってますが。DA17-70の時もこんな感じでしたね。
シルバーを店頭で試しましたが、色合いがチープなのを軽さがさらに後押しして、質感は微妙だと感じました。
ペンタックスはレンズの数が出なく量産効果が薄いので、外装で価格の高いのを納得させようとしているように思ってしまいます。
ペンタはしきりに味、味と言っていますが、メーカー自身が十分に意義を説明できてはいません。FA Limitedの設計者がいない今、本当に理解して設計、制作しているのか、個人的には疑問です。
また、傾向、性能、品質がユーザーに受けているとは言い難いと思います。最近ではオリやフジも各所で高い評価を受けるレンズを出しており、性能もデザインも妥協していません。ユーザーに受け入れられてこその製品だと思います。以前から開発者の趣味(都合?)に沿った製品を変なタイミングで出して批判をされてた会社ですが、このレンズはその最たるもので、メーカーも言い分を信じるにしても、リコー傘下に入り、K-3を出した今、出すべきは★レンズだったのではないかと考えます。
Next-K
d2さんが書かれている内容に同意です。
DA Limited自体 描写としてはそれほどでもないし
それは色んな作例を見る限り、このレンズも同じだと思います。
外見は良いのですが結局割高感があり、自分も食指が動きませんでした。
最近Kマウントは欲しいと思うレンズが無いですね・・・。
ぱんた
ponqさん
ペンタコスさん
のご意見をみて確かにそうかもと思いました。
アサカメデータによるとDA15は非点収差がほぼゼロですが
そのかわり像面湾曲が大きいです。
無限遠の風景には向かないけど中距離のスナップや
接写には強そうという感じはしますね^^
*最近はこの感じの設計(非点小 像湾大)が多いみたいですね。
F値が明るいレンズは良いのですが
暗いレンズやズームこそ
絞り込んでも開放から性能が変化しないとか
無限遠~接写までの万能な性能というのが
欲しいような気がします^-^A
キヤノンがこんなレンズでしょうか。
Limitedは開放と絞ったときの描写が云々といっても
DA★も絞る必要があるレンズの気も・・・
でもお金があれば買っちゃいますし
持っている人が羨ましいのは確かです(笑)
銀太郎
d2さんの意見に納得です。☆レンズが王道だと私は思います。リミテッドに意地にならないでローンでも買うどと思わせる王道を行くレンズを出してほしいです。リミテッドを購入しても使いにくくてヤフオクに出すバカな私でありました。
m2c
単純に値段の問題ですね。確かに買う前には悩む価格ですよ。
ケットシー
レンズの味を求めるなら1200万画素まででしょう。2400万画素の時代はわずかなピンズレ、手ぶれ、ミラーブレの影響を拡大し、周辺の甘さは観賞に耐えないほど拡大されます。ましてローパスレスを推し進めるメーカーのすることではないと思います。ボディの設計思想とレンズの設計思想がミスマッチなんですよ、ペンタックスは。フィールドカメラの割にはフィールド向けの画質ではないんです。ポートレート向けではないですか?
マイクロフォーサーズの方が暗さを生かして開放からドシャープで周辺解像も良く風景、ネイチャーに適しています。
レンズの味なら旧レンズで充分で現代のレンズでレトロ画質は不用です。
PIYO
値段はともかく、あと15ミリ短いと良かったのに。
ローパスレス化、高画素化で、ようやくレンズ本来の描写がわかるようになってきたと言いますね。
K-3のローパスセレクタの機能でもわかるように、今まではわざと像をぼやかして、それをデジタル画像処理で絵を書いていたので、光学的な描写よりもデジタル画像処理で絵の印象が決まっている面が大きかったでしょうが、ようやくレンズを通した映像がそのままにセンサーに捉えられ、そのまま絵になる時代になってきました。レンズの味の時代はこれからです。
K-m
標準ズームの在り方というか、難があるように思います。
個人的には見てくれと小型軽量に魅力はなく、
価格に対して写りがどうかでレンズを選んでます。
ですからFA31/FA77は別としてDA Limitedに
微塵の魅力も感じていません。
ただし、被写体やシーンを選ぶという点で撮り手が
頭を使うという面白さはLimitedにはあると思います。
電源入れて押せばカリカリ、それなら携帯やスマホ
あるいはコンデジでもソレっぽい絵が出ますから。
DA18-55系はソレとして、DA17-70が中途半端かなと。
良く言えば素直な描写で、たかだか実売4万ちょいの
純正の標準ズームでカリっとかキリっというわけではなく、
色乗りもコッテリじゃなくアッサリ目でちゃんと写る。
逆光に強ければなと思う1本。
大きさ的にペンタユーザーには不評なんでしょうが、
大きいと言ったって、たかだか標準ズームです。
DA★16-50はK-7で使わなければ良さがわかるレンズですか。
K-7が現役の私はK-5を手にするまで糞レンズだと
ずっと思ってました。
でも今風かと言えば今風ではない気がします。
しかし明確にソフトレンズと銘打つレンズが無い今、
画像を弄らずにややソフトな写真も撮れるという点では
貴重なズームレンズなのかも知れません。
それが★レンズで、しかも標準ズームの頂点かと
言われるといささか疑問ではありますが。
シグマの17-50 F2.8のようなレンズが1本でもあれば、
それもペンタの色乗りで存在していたらLimitedという
方向性ももう少し理解されるんじゃないかなと思います。
DA Limitedは撮り手がレンズをどう使うか遊べるレンズ、
そんな意味合いでしょうか。
FA LimitedもHDコーティングにしたら逆光など
少しは改善するんでしょうか。
私はこちらを期待しています。
ボローニャ
私の周りに限っての話ですが、このレンズを買われた方は★16-50もお持ちです。数字上のスペックから皆さん標準ズーム扱いされるようですが、Limitedと付く時点で方向が大きく違うように思います。
他社ユーザーの方には捉えにくいと思いますが、これは既存のDA Limitedユーザー、ファンに向けられた一本で、既存の標準ズームを最新の技術で更新したものではない。そういうものだと思います。
現状DAもFAも併売され、いずれも上手く住み分けられ多くの選択肢があります。それがズームにも広がった事が素直に嬉しいですね。
スナッキー
20〜40って個人的には非常に魅力的なので
いっそのことこの一本にレンズをまとめようか?
なんて考えてましたが、
43mmを処分するわけもないし、
ペンタの単焦点を好きな人にとって
悩ましい存在でもありますね。
それと、ズームに金を使うなら
単焦点を買うな〜と。
28mm、24mmをなぜ出さないのかが謎。
moumou
このレンズに限らずペンタのLimitedは使い手によって評価が分かれるレンズですね。
レンズの味、癖を生かした使い方が出来るかどうかで評価が違ってくるように思います。
味、癖を理解するまで使い込まないといけないのと、更にそれを生かした構図や設定などセンスも必要なので難しいとも言えます。
(ペンタのLimitedに限らず各社の味が有ると言われるレンズはどれも難しいですが…)
ペンタがLimitedを止めて単純な数値で表せる性能ばかりを気にしたレンズばかりになったらペンタの魅力半減です。
PSY
今日初めて実物見て来ました。
感想はデカイ!軽い!です。
Limitedらしい造りで所有欲を刺激されましたけど、
価格が…。
t2
>>普通に良く写るレンズ
普通ってなに?
デジタル時代になってシャープなレンズがもてはやされてるけど、
シャープネス、解像度が高いレンズが欲しいならスターレンズでokなんではないでしょうか?
個人的には、シャドーとのコントラスト、ボケの2つで立体感が出てくると思うのでリミテッドレンズの方が好みの場合が多いですね。
ぞか
レンズの味について私なりに思ってることですが、
微妙に不完全さを残したものが、使い手のセンスや好みの入り込む隙間があるってことかなと考えてます。
分かりやすいのが周辺減光でしょうか。逆に減光処理を施したものがトイフォトエフェクトとして人気を得ているくらいですから、完全な写実派がいらっしゃるのと同じように、隙間を求めるユーザが居るのだと思います。最終的には質と味のバランスです。
画質に拘れば他の選択肢があるけど、でもこのレンズで写真を撮りたい。そうやって愛されているのがこのシリーズですよね。
ちゃた
Limitedって店頭でちょっと触ったくらいでは良さがわからないんじゃないかな?
どちらかというと、じっくり被写体と向かい合って、絞りを変え、
どのような光で、構図で撮るか、でいろいろ考えながら撮ってみると、
そのレンズの味のようなものがわかってくるのではないかと。
もちろんそこで出てくる絵が気に入る人もいれば、そうでない人もいて当然だと思うんですけど、ただ、時間をかけてじっくり付き合ってみたいと思わせるものがLimitedにはあるように、個人的に思います。
他の方の言い方を借りれば癖を生かした使い方、とでもいうか、外観もさることながら、表現力が今風のとはちょっと違うレンズだと思いますが。
Limitedに価値を見出していて、かつ雨天などでも使いたいという人には、21、35、40mmをカバーして、防滴なこのズームもありだと思います。
FA推奨
Limitedレンズって、買った当初は鏡胴の作りの良さに気分が高まって使う機会が多いけど、そのうちにスペックなどで上回る他のレンズに心が移って使う機会が減ったりする。
でもそのうちに、やっぱりLimitedの描写が忘れられずに、結局また好んで使い出すことが多いです。
個人的な印象ですが。
KY
d2さんの意見に同意です
リミテッドズームの評価が低いのは★16-50が少なからぬユーザーの信頼を失っているせいだと思うのです。
リミテッドズームそのものが悪いのではなく「もっと優先すべきことがあるだろ!」というイラだちが反映されているということです。
★16-50の信頼を取り戻す努力、もしくはそれに替わる★レンズを出した後だったら、リミテッドズームは「こういうレンズもアリだよね」と受け入れられたのでは?
「もっと優先すべきことがあるだろ!」というのは、既存レンズのHD化や5656にも当てはまりますね。
そういう意味では、上で他の方々が指摘されているように、ペンタの商品展開が自社都合に過ぎてユーザーの要望に応える意思を感じられないのは問題だと思います。
ケットシーさん
>ボディの設計思想とレンズの設計思想がミスマッチなんですよ、ペンタックスは。
そこは多分に感じますね。
ローパスレスもそうですし、サイズも重量も増したカメラボディは小型軽量を良しとするリミテッドの良さを殺してしまっています。
リミテッドを抱えるペンタックスこそX-T1のようなボディを出すべきなんですが
PIYO
リミテッドレンズの個性を把握するには光学ファインダーは必要だと思っています。デジタル処理された画像をファインダーで見ても所詮はその仕組み上、受像素子が得た情報のサマリーでしかないですから。そうしないと高速画像処理してファインダーに表示するなんてことは不可能です。
今回の某社のレンズラインナップの発表を見るとEVF用にリコーイメージングのレンズ群が導入されたようですから、APS-Cでミラーレスの導入計画はないのでしょう。もしかすると、FFでも同じような棲み分けで商品展開されるのかもしれませんよね。
☆AMEX☆
ブログを中心に使い始めて1年になります。
購入時は伏魔殿のような感じすらしたレンズですが、使い込むうちに画角にも慣れ、アルミ削りだしの作りが写真にも良い影響を与えているとも思えるほどになりました。
単レンズを3本いつも持ち歩いている位の感覚で、自分が動けば画角も大きな問題がありません。
単レンズ程の描写はありませんが、SNAPで使うには良いレンズです。