DxOMarkにパナソニックLEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7のスコアが掲載

DxOMark に、パナソニックLEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH. のスコアとレビューが掲載されています。

Panasonic Leica DG Summilux 15mm F1.7 ASPH lens review: Prime performer 

 (テスト機はE-M1)   Pana15F1.7   Oly17F1.8   Pana20F1.7II   Oly12F2 
DxOMarkスコア 21 22 21 22
解像力 11P-Mpix 7P-Mpix 10P-Mpix 10P-Mpix
透過 2T 2T 2.1T 2.2T
歪曲 2.7% 2% 1.6% 2.6%
周辺光量落ち -1.1EV -1.1EV -1.9EV -1.1EV
色収差 11μm 20μm 7μm 10μm

  • 15mm F1.7 は透過が良好で、解像力が高く、21の良好なスコアを達成している。開放では中央はシャープだが、周辺部はF2.8まではいくらか甘い。F4で最高の性能になるが、このレンズは歪曲が大きく、そして画面の2/3よりも外側の部分で倍率色収差がかなり大きい(歪曲と倍率色収差はJPEGでは自動補正される)。
  • オリンパスの17mm F1.8 は15mm F1.7にピークの解像力では及ばないが、開放付近では同等の性能だ。均一性は、15mm F1.7は1.5段(17mmの場合は2段)絞らないとそれほど良くない。周辺光量落ちはどちらも同程度だが、オリンパスは歪曲が若干小さく色収差は極めて大きい。
  • 15mm F1.7は金属製のフードが付属して599ドルの価格で、価格と性能の両面で17mm F1.8に優っている(17mm F1.8 は500ドルだが、アクセサリーが何も付属しない)。どちらのレンズも実用性のために性能面でいくつか妥協があるが、15mm F1.7のピークの高解像力と均一性は無視できない。

 

総合スコアは横並びですが、パナソニックの15mm F1.7 は解像力のスコアが高く、ピークの解像力はm4/3の広角レンズの中ではトップクラスのようですね。価格は17mm F1.8よりも若干高いですが、ライカブランドのレンズでフードが付属していることを考えると、コストパフォーマンスは悪くなさそうです。