キヤノンEF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM は安価だが造りも光学性能も良好なレンズ

Northlight Images に、キヤノンEF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM のインプレが掲載されています。

Review: Canon EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STM lens

  • レンズキャップは摘んで外すタイプのものが付属しているが、ケースやフードは付属していない。
  • このレンズは非常に軽量だが、頑丈な造りだ。EF-S15-85mmと並べると分かるように、小さなレンズではない。
  • ズーミングでレンズは広角端では数ミリ、望遠端では5mm程度伸びる。最も短くなるのは12mm前後だ。
  • ズームリングはしっかりとした感触だが、もう少し重い方が好みだ。
  • 私の広角レンズの経験からすると、このレンズは適度にシャープで、色収差はとても少ない。10-12mmでは少々タル型の歪曲があるが、不都合はない。周辺光量落ちは、開放では目立つが、F6.3でも改善し、F8ではずっと目立たなくなる。
  • 最短撮影距離は22cmで、とても寄れる。
  • 夜景の街灯の写真ではフレアが見られた。この画像は1/20秒、F6.3、ISO6400で、手ブレ補正はよく機能しており、テストでは1/15秒でさえ手ブレは見られなかった。
  • STMによるAFは非常に静か。
  • このレンズはEF-S10-22mmよりかなり安価だが、造りのクオリティと光学性能には驚かされた。現在は300ポンドをわずかに超える価格で、コストパフォーマンスは良好だ。

 

サンプルは縮小画像なので画質はよくわかりませんが、インプレを見る限りでは、EF-S10-18mmは軽量で安価なレンズにもかかわらず、鏡筒の造りも良く、画質的にも上手くまとまっているようですね。

このレンズは、キットレンズ感覚で手軽に持ち歩けそうなので、EOSシステムでの超広角域の撮影がこれまでよりもずっと身近になりそうです。