ツァイスが「Otus 1.4/85」を正式発表

ツァイスが、一眼レフ用の中望遠単焦点レンズ「Otus 1.4/85」を正式に発表しました。

世界最高の中望遠レンズOtus 1.4/85

  • アポクロマート仕様のため、色収差(軸上色収差)は特殊硝材の異常部分分散ガラスによって補正され、規定よりもはるかに小さくなっている。
  • 夜景撮影では、レンズの収差も顕著に表れるが、優れた倍率色収差補正により、均一な明るさに照らされた被写体なども完璧に再現。
  • ZEISS Otusの場合は、軸上色収差を極限まで抑え込んでいるため、カラーフリンジ(偽色)は存在しない。
  • 非球面レンズ設計は、画像周辺部の鮮明さや焦点レンジ全体を通じての一貫した画像性能を保証。
  • 製品仕様
    - 絞り値: f/1.4-f/16
    - 撮影距離: 0.8m-無限遠
    - 画角: 28.24度/23.71度/15.97度
    - レンズ構成: 9群11枚
    - 再近接撮影範囲: 278.85mm x 185.61mm
    - フィルター径: M86 x 1.00
    - サイズ: ZF.2は138mm、ZEは141mm
    - 質量: Zf.2は1140グラム、ZEは1200グラム

 

話題のツァイスのOtus 1.4/85 が正式発表されましたが、85mmの焦点距離で全長138mm(141mm)、重さ1140グラム(1200グラム)は、本当に巨大で重いレンズですね。レンズ構成も11枚中に6枚の異常部分分散ガラスと1枚の非球面レンズを採用した贅を尽くした仕様になっているようです。なお、サンプルはflickrで確認することができます。