キヤノンが大型センサー+高倍率ズームのハイエンドコンパクトを開発中

デジカメWatch に、キヤノンの新製品発表会の内容が掲載されています。

キヤノン、大型センサー搭載ズームコンパクトを開発中

  • 発表会での新しい情報として、同社が大型センサーと高倍率ズームレンズを組み合わせたコンパクトデジタルカメラのハイエンドモデルを開発中だと発表した。詳細は明らかにしていない。
  • コンパクトカメラの台数は年々減少しているが単価は上昇しているという。牽引するのは高級コンパクトと高倍率コンパクトのカテゴリーで、キヤノンではこの分野での戦略を強化する。
  • 「PowerShot G7X」の絵作りはEOSに近く、特に白トビに強い。高輝度側のDレンジを拡大し、EOSと同じ露出で撮れることを訴求する。画像の加工耐性も高いという。
  • 今回発表のデジタルカメラに4K動画の機能は入っていないが、これについては「将来の発展性については考えて研究している」と述べるに留まった。
  • これまでDOレンズは2枚の光学素子を間を空けて設置していた。この空間での反射が逆光フレアの原因だった。今回、光学性能を維持して2枚の光学素子を貼り付けることが可能になり、フレアの低減に繋がった。
  • (EOS 7D Mark IIの)AFの食い付きはEOS-1D Xと遜色ない。新しく入ったフリッカーレス機能で本当に撮影が楽になった。仕事で使っていける(スポーツ写真家 中西祐介氏)。

 

キヤノンが大型センサー+高倍率ズームのコンパクトカメラの開発を明らかにしましたが、これはソニーのRX10やパナソニックのFZ1000の対抗機でしょうかね。

キヤノンは、1.5インチのG1 X Mark II と1インチのG7 X に続いて更に大型センサーのハイエンド機を投入するということなので、キヤノンもハイエンドコンパクトには相当力を入れていくことになりそうです。