DxOMark にキヤノンPowerShot G7 X のセンサースコアが掲載

DxOMark に、キヤノンの1インチセンサーのコンパクト「PowerShot G7 X」のセンサースコアとレビューが掲載されています。

Canon PowerShot G7 X review 

 

     G7 X        RX100M3  
Overall Score
(RAWによる
センサーの総合点)
71 67
Color Depth
(色の再現域と分離)
23 22.4
Dynamic Range
(ダイナミックレンジ)
12.7 12.3
Low-Light ISO
(DxOの基準で許容できる
最高のISO感度)
556 495

  • G7 X のセンサースコア71 は高位にランクされており、初代5DやD300S、GX7、GM1に匹敵するスコアで、同じ1インチのNikon 1 シリーズより勝っている。
  • 色再現は23と高い値で、ダイナミックレンジも12.7EVで広い。高感度もこのセンサーサイズとしては良好だ。
  • RX100M3との比較では、G7 X がISO1600までのダイナミックレンジで若干上回っているが、両機のセンサーはおそらく同じものだ。

 

キヤノンはインタビューでG7 X のセンサーは社外製であることを示唆していましたが、ダイナミックレンジのグラフやスコアから見て、ソニー製である可能性が高そうです。ただ、キヤノンの方が色再現、ダイナミックレンジ、高感度の全ての項目で少しずつ良好なスコアになっていて、総合点ではRX100M3との違いが4点と、同じセンサーにしては少し差が付いていますね。

[お願い] DxOの信憑性やデータの見方など、DxO自体に関するコメントは引き続きDxO全般のページでお願いいたします。