- (フルサイズのQuattroセンサーは?) 将来の製品についてはコメントできないが、顧客からより大型のセンサーを搭載したカメラへの多くのリクエストがある。
- (今日では1インチセンサーがポピュラーだが?) 1インチは良いサイズだが、高画質の1インチセンサーを造るためには、現行センサーの画素ピッチを縮小しなければならないだろう。ピクセル構造の変更には、多くの開発リソースと時間が必要なので、我々はピクセル構造の変更をする前には非常に入念な検討をしなければならない。
- (画素ピッチそのままの高画素フルサイズセンサーは?) それは1つの選択肢だ。大型センサーで画素ピッチを変更する選択肢もあるが、画素ピッチを維持しままセンサーのダイサイズだけを大きくするの方が、より簡単だ。
- いくつかのレンズはm4/3専用に開発した方が良いと思うが、生産数が非常に重要で、m4/3用のレンズとAPS-C用レンズを共用すれば、コストを引き下げることができる。m4/3専用のレンズを造るなら、価格はより高くなるだろう。従って、複数のプラットフォームで製品を共有すれば、ハイクオリティなレンズを安価で供給できる。
- (m4/3レンズの需要はAPS-Cやフルサイズと比べると少ない?) ある程度はそうだ。なぜならば、m4/3には既に多くのレンズが発売されている。ユーザーはそれにまずまず満足しているように見える。一方で、ソニーEマウントにはそれほど多くのレンズはなく、従って我々に多くのリクエストがある。
- (フルサイズのEマウントレンズについては?) ノーコメント(笑顔で)。
- 70mm F2.8 EX DG Macro は、他のレンズと比べてそれほど需要がなかったことと、このレンズのうちの1枚に使用されている素材が製造中止されていることから、ディスコンになった。この素材はとても珍しいものなので、製造を続けられなかった。
- (DP Quattro へのズームレンズの採用は?) サイズの点からはQuattroのボディには大きなレンズを取り付けることができるので、より大きなレンズを採用するかもしれない。別の難題は画質で、非常にハイクオリティなズームレンズを実装しなければらない。従ってこれはまだ課題だ。特に高性能な標準ズームはとても難しい。
- (150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryの価格は?)まだ発表していないが、Sportsよりもかなり安価になるはずだ。150-600mmは元々1つの企画だったが、光学性能と防塵防滴、そして軽量コンパクトのいずれの点でも妥協したくなかった。しかし、これらを妥協なしに同時に満足させるのは困難だったので、2つの企画(SportsとContemporary)に分けた。実際には、光学性能の点で双方のレンズには、それほど大きな違いはなく、特に中央では違いが分からないかもしれない。周辺部は望遠端では、Sportsの倍率色収差が顕著に少ない。
- (18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO HSMのEマウント版、m4/3マウント版を出す予定は?) ない。なぜなら、このレンズは一眼レフ用で、ミラーレス用に造るなら、AFのために光学設計を変更しなければならないからだ。ミラーレス機は、AFにウォブリング(フォーカスポイントを決めるために前後にフォーカスを動かす動作)が必要で、フォーカシングレンズを非常に軽量にしなければならない。(一眼レフ用レンズとミラーレス用レンズの)設計は完全に別物だ。
画素ピッチそのままでセンサーを大型化するのはそれほど難しくないということなので、現在のFoveonセンサーの画素ピッチそのままの高画素フルサイズセンサーが登場する可能性もあるかもしれませんね。
あと、一眼レフ用のレンズとミラーレス用のレンズは、AFの違いのために光学設計が根本的に異なるということなので、一眼レフ用の人気レンズのEマウント版やXマウント版、m4/3マウント版などの発売を期待するのは難しいようです。
Holmons
なるほど、フランジバックの差を、レンズのマウント側を伸ばして相殺すれば良いというような単純な問題ではないんですね。
ミラーレス用のレンズを共用にするのは構いませんが、m4/3が旨味を享受出来る望遠系も充実させてくれると嬉しいですね。特に90~120mmクラスのマクロレンズ。
55使い
フルサイズEマウントの笑みが気になりますね。
先の質問でEマウントには市場があるように
回答されてますので、もうすでに動いている?
レフ機並みに大きくなってもいいので、
F2.8通しのズームが欲しいです。
ずん
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryが中央ではSportsと大差ない?
そんなの公式に言っちゃったらSportsの買い控えも起こりかねないのでは…。
手ぶれ補正やAFスピードなんかでは差がつくのかもしれませんけど、
余計なお世話でしょうがSportsの今後が心配になっちゃう反面、
そのくらいの代物でないとタムロンに太刀打ち出来ないかと納得したり。
以前どなたかが予想されていたとおり、やはり元々は1本の企画だったんですね、
軽量コンパクトを切り離したのはやはりタムロンの影響なんでしょうか。
ホッシー
自分はD5300とGX7持ちなので、APS-Cとマイクロフォーサーズの兼用レンズには大賛成だし、非常に助かります。
もし発売されたら、超広角、標準ズーム、望遠と全部買います!
rov
単に一眼レフ用レンズのフランジ延長でも使えますけど、大きくなるだけでメリットがないですから、ミラーレス機用に最適化するとなると完全に別の設計になるということでしょうね。
VCT
>>単に一眼レフ用レンズのフランジ延長でも使えますけど、
山木社長はAFできないから使えないって言ってるけど?
誰か
>>rovさん
>単に一眼レフ用レンズのフランジ延長でも使えますけど、大きくなるだけでメリットがないですから
いいえ、書いてあるのはそういうことではなくミラーレスはレフ機の位相差AFと違って焦点をピントが合う位置付近で前後させながらピントを絞り込んでいくため、AFの光学系に配慮していないレフ機設計のレンズだと光学系が重すぎてこの動作がうまくいかず、そもそも実用的でないということです。
再びGユーザー
quatro拡大版の135って60MPですよね
TRUE3で対応出来るんだろうかとストレージどうするんだろ
電池はフィルム交換と思えばマガジン積んでるようなもんだから諦めがつきますが…
FEレンズに関しては以前の企画がありませんから笑顔でノーコメントに変わってますので近いうちにサプライズがあるかもですね
DPズームはやるなら12-18とかの低倍率超広角がいいなぁ
Y
70mmマクロのレンズは特殊な素材が使われていたのですね。前群繰り出しのレンズがまたひとつなくなるのは残念です。やはりIF式とはボケ方が違いますから。また、70mmという焦点距離は他とのレンズとの差別化を図るためにも重宝してました。もう一本購入します。
moumou
Quattroのフルサイズはちょっと面白そうですね。
今までの一眼レフ形状じゃなくてペンタ645Dのような箱型形状にすれば基盤の実装面積や放熱の問題も解決しやすいのでは。
実質4面に基盤配置できますしミラー+ペンタプリズムじゃなくてライブビュー専用機にしてしまえば5面実装にも出来ます。
出力60MPの高解像度になると位相差AFと光学ファインダーでのピント合わせはかなり難しくなるのでライブビュー+コントラストAFの方が快適でしょうね。
価格もかなりのものになるでしょうけど中版並の描写なら受け入れられるのでは。
(ボディ単体で50万なら欲しいかも)
g
Foveonのラージフォーマットは、解像度からして4:5の比率の方がしっくりきそう
そんなカメラなら高感度という弱点もどうでも良いですね
ぜひレンズ交換式ミラーレスで!
hui
フルサイズの登場と共にシフトレンズもお願いします。
シグマファン
Quattroのラージフォーマットのセンサは正方形にしてみてはいかがでしょうか。
2:3にこだわる必要はありませんよね?イメージサークルや良像範囲を有効に利用するためには縦横の比率は近い方が有利です。
今では写真の観賞方法も紙はむしろ少ないのですし、電子機器で鑑賞する場合には印画紙の縦横比率は関係ないですよね。
センサの歩留まりも正方形のほうがいいのではないでしょうか?
のの
正方形いいですね。カメラを持ち替えずに縦横切り替えできる。
135サイズにも、APS-C縦クロップがほしい。
ガルカのポコ
今のFoveonセンサーの高感度水準だと、自分はあまり魅力を感じません。
D810のローパスレス、ベイヤー配列の方がいいんですが。
今後、3層にセンサはプロセスルールなどの更新で高感度性能の改善は進むのでしょうか?
仮に今のセンサーでシグマ以外のメーカーが使用したとしてもそれほど売れないのではないかと思います。
ブドワール
SDシリーズは、ぜひともdpシリーズと画質で差別化してほしいので、フルサイズ(画素数アップ)でどんと来いという気持ちをずっと持っていますが、DGレンズの周辺画質は気にかかります。
個人的には 800×800×3200か、900×900×3600万画素くらいで、微妙にクロップする(×1.1~1.2くらい)ようにしてほしいです。
そうでなければ、さらに巨大なレンズがほしくなってしまいますし、そうなると今度はシステム全体の大きさが…。
画素数アップすると処理速度も心配ですが、SD1よりマシなら文句はありません。1分間に15枚~できれば20枚撮れれば最高です。
逆にそれくらいの枚数が確保されるなら、あとは時間をかけて良い処理をしてほしいです。Quattroの扱いはまだ難しそうですから。
でも必要な処理速度はユーザーによってだいぶ違うと思うので、処理速度と画質のトレードオフについても、ユーザーがある程度選べたら面白いのになあと思います(予めRAW1枚の処理速度を、標準の5秒~高画質モードの100秒くらいまでの範囲で設定できるとか)。
あと普段一眼レフでは3:2の写真しか撮らないので、正方形はセンサーの無駄使いのようにも感じてしまいますが、もし横位置で構えた時に縦長の3:2のアスペクトも選べるなら、ちょっと興味あります。
通常は縦位置でフラッシュを使うと左右反対方向に影が目立ちやすいので、特殊なブラケット等のパーツを取り付けなければならないのですが、その手間や重量が不要になります。
いまSD1を使っていますが、自分は縦位置の写真が圧倒的に多いので、センサー自体を90度回転させるサービスをしてほしいくらいです(笑)
香織淳士
クワトロシリーズはJPEGの写真を見るとブツブツノイズが酷いのが気になっています。
RAW現像でブツブツ無しという写真を未だに見た記憶がないので余計気になっているのですが(ノイズリダクションを強くしたら大丈夫だろうと思うんですけどね)、なのでフルサイズ化するのであれば画素数据え置きにしてでも画素ピッチを広げて欲しいので、『画素ピッチ据え置きなら簡単なんだけど』という方向性にはならないで欲しいなと。
フルサイズEレンズは結構良い設計が上がってるっぽい雰囲気なんですが(笑顔はそういう意味かなと)、α7の標準ズームがあれで困っているので、コンパクトで良いレンズが出ると嬉しいなーと思っているんですが、本当に出るならどんなレンズか気になりますね。
単焦点大口径レンズかズームレンズか?意外と持ち運び性重視の小型レンズか?
FEの弱点は標準ズームなので、その辺が有力だと思うんですが、大口径だと可搬性が下がるのと金額的に手が‥‥。
E用の電動ズームの16-50がサイズ的には凄く有り難いので、+1センチ程度に抑えた24ミリ域を含む標準ズーム‥‥無理っぽい?
まあフルサイズの小型標準ズームでソニー純正レンズをビートするようなレンズが設計可能なら、クワトロ用ズームレンズの設計は難しいんですなんていう言葉も出てこないでしょうから、やっぱり単焦点レンズでしょうかねー?
マイクロフォーサーズ専用はパイの大きさがなというお話でしたが、FE用はOKということは、要はFEレンズはEマウントカメラに使えるから大丈夫ってことなんでしょうね?(XやEF-Mもか)
となるとシグマのミラーレス用レンズの今後の展開には、結構期待出来そうです。
まあフルサイズ用とAPS-C用では玉のサイズも変わってきますから、現実には別設計のレンズを充ててくるんでしょうが。
一眼レフデジカメにスクエアフォーマットですが、左右を切ったら上下クロップでAPS-Cと変わらなくなりそうですし、縦横36ミリだと周辺が蹴られますし、対角43ミリ程度で作ってもフレアカッターの付いたレンズ(どの位あるか判りませんが)だと上下が蹴られちゃうので、幾ら純正レンズしか無いとは言え難しいと思います。
でもファインダーマスクでフルサイズとスクエアを選択できたら楽しいですね!
ついでにAPS-Cと縦位置APS-Cも。
別にライブビューモードでしか出来なくっても、全く問題ありませんし(あくまで私は)。
TomOne
150-600mm F5-6.3 DG OS HSMはSportsとContemporaryでそう違わないと言う事は、
特殊低分散レンズの枚数が違うのでは無いでしょうか?
以前もそういうレンズを出してたし。
Quattro、Merrillもそうですけど、あのノイズは何なんでしょうね?
ISO100でも出てる。
いくら何でも気づいてるだろうから、わざと残してるんでしょうけど。