CP+2015のリコーイメージングのセミナーの動画が公開

リコーイメージングが、CP+2015で開催された田中希美男氏のセミナーの動画を公開しています。

CP+2015 田中希美男氏セミナー PENTAX一眼レフとGRの未来

  • 最新技術の展示
    - 明瞭強調
    - 超解像(開発発表)
    - 肌質感(開発発表)
    - エアロ・ブライトコーティングII
    - デジタルカメラユーティリティー5
  • 超解像は、SRユニットを利用した解像感向上技術で、1ピクセルずつずらして4枚撮影することで、Foveonと同じように1画素でRGBの情報が得られる。色を類推する必要がないので、偽色や解像力の低下がなくなる。完成した画像は画素数は増えないが、データ量は4倍になる。見かけ上の解像感は1.5倍から2倍になる。手持ち撮影は厳しい。
  • ミラーレスは小型化できるが、Kマウントのユーザーにシステムの変更をしてもらわなければならないのでハードルが高い。
  • フルサイズ機には複数の世界初の機能が搭載されている。価格は、同業他社の同クラスのフルサイズと大きくは違わない。発表は2015年中。
  • DAレンズの中にも一部フルサイズのイメージサークルをカバーするものもある。現在検証中。
  • D FA の単焦点レンズは、ロードマップに書ききれなかったので記載していないが、いろいろ予定している。APS-CのDAレンズも充実したいと思っている。
  • フイルム時代のFAレンズは、一部のレンズで収差が気になるかもしれないが、フルサイズ機で基本的に使える。

 

開発発表された超解像技術は、Foveonのように1ピクセルですべての色情報が得られるということなので、この技術が発売予定のフルサイズ機と組み合わされたら、どのような絵が出てくるのか非常に興味深いところですね。

また、D FAのズームに加えてロードマップに掲載されていないD FA の単焦点レンズも計画しているということなので、フルサイズ用のレンズも結構な数が登場しそうですね。