シグマ山木社長のCP+で行われた講演の動画が掲載

Sigma Rumors で、CP+2015で行われたシグマの山木和人社長の講演の動画が紹介されています。

・Kazuto Yamaki's Presentation at CP+ 2015 

  • Quattroセンサーの画質は、2月末リリース予定のSima Photo Pro 6.2.1で更に画質が改善される。
  • dp3 Quattro は、AF性能がdp3 Merrill比で20~30%改善し、低照度での合焦率も改善している(合焦率改善は、dp1 Quattro、dp2 Quattroも2月末リリースのファームウェアで反映)。
  • dp3 Quattro の発売予定は2015年3月。
  • dp3 Quattro のコンバージョンレンズ(FT-1201)は、装着時でも中心部のMTFは維持され、周辺部のMTFはかえって向上する。発売は2015年3月。
  • dp0 Quattro のレンズ鏡筒が長いのは、「セロディストーション」と「倍率色収差の徹底的な補正」、「テレセン性の確保」のため。
  • dp0 Quattro のレンズは、FLDガラス4枚、SLDガラス2枚、大口径両面非球面を含む非球面2枚を使用した非常にリッチな構成。
  • dp0 Quattro の発売は2015年初夏の予定。
  • SDシリーズ後継機は現在開発している。
  • フルサイズのFoveonについては、あるとは言えないが絶対ないとも言えない。基本的にノーコメント。フルサイズFoveonカメラが仮に出るとしたら、中判デジタルバックのような感じのものになる。

 

dp0 のレンズは驚くほど贅沢なレンズ構成で、レンズの大きさも気にせずに画質優先で設計したようなので、どのような描写をするのか非常に楽しみです。

フルサイズFoveonについては、近日中の登場は完全否定していますが、絶対ないとも言えないということなので、将来は多少の可能性があるかもしれませんね。