オリンパス8mm F1.8 Fisheye PROのサンプル画像とインプレが掲載

SLRGear に、オリンパスの魚眼レンズ「8mm F1.8 Fisheye PRO」のサンプル画像とインプレッションが掲載されています。

Olympus 8mm f/1.8 Pro M.Zuiko Digital ED Fisheye (Tested)

  • いつものテストチャートの代わりにサンプルギャラリーを見て欲しい(※魚眼のため通常のテストができないため)。このレンズは満足のいく解像力だ。
  • 問題があるとすれば、恐らく色収差が多いことだ。絞ると色収差は目立たなくなるが、風景の画像では、ハイコントラストの領域に色ズレを見て取るのは難しいことではない。
  • 周辺光量落ちはサンプルから見て取るのは難しい。
  • 歪曲は魚眼なのでタル型が顕著だ。好奇心から、Photoshopで歪曲を修正したものが、サンプルの最後の画像だ。
  • AFは速く、最短から無限遠まで1秒未満だ。
  • 鏡筒は金属製で、フィルター枠は無く、後部にもフィルターホルダーは無い。フォーカスリングは最短と無限遠で止まらずに、どこまでも回転する。
  • m4/3で明るい魚眼レンズを探しているなら、8mm F1.8がそのレンズだ。

 

魚眼レンズのためスタジオテストの数値が計測されていないので、詳細な性能は分かりませんが、サンプルを見る限りでは周辺部までよく解像していて、近接撮影時のボケもなかなか綺麗という印象です。

指摘されている色収差は、確かに周辺部で少し気になりますが、このサンプルでは色収差の自動補正がたぶん効いていない(撮影にパナソニックGX1を使用しているため)ので、自動補正が有効になるボディならほとんど気にならないレベルかもしれません。