LEICA Q (Typ 116)はライカで最も完成されたコンパクトカメラ

Photography Blog に、ライカのフルサイズコンパクト「LEICA Q (Typ 116)」のレビューが掲載されています。

Leica Q (Typ 116) Review

  • ボディは、削り出しのアルミニウム(上面のプレート)とマグネシウム合金で、非常にしっかりとした感触だ。このボディの造りは、このカメラの価格をある程度納得させるものだ。
  • LEICA Q の画像は色再現が美しく、ローパスレスのフルサイズセンサーのおかげでディテールが豊富で、素晴らしいクオリティだ。
  • マニュアルフォーカスは素晴らしい感触で、自動拡大機能とフォーカスピーキングを使って、簡単に正確にピントを合わせることができる。
  • EVFは368万ドットの高解像度で、これまに見たEVFで最もディテールに富むものだ。
  • 高感度はISO1600まではノイズフリーで、ISO3200では若干のノイズが現れる。ISO6400と12800は、まだ実用になるが、ISO25600と特にISO50000は可能なら使用を避けた方がいい。JPEGの画質はデフォルトの撮って出しでは若干ソフトだ。
  • ライバルはソニーRX1・RX1Rだが、LEICA Q はより明るく広角寄りのレンズで、EVFを内蔵し、タッチパネルのインターフェースが搭載されている。レンズには手ブレ補正が搭載されている。
  • AFはコントラストAFだが、これまでにテストしたどのライカのカメラよりも速く、現行の最速のミラーレス機と肩を並べる速さだ。唯一、非常に暗い場所ではAFは頼りない。
  • LEICA Q は、ライカがこれまでにリリースした中でベストの本格的なコンパクトカメラだ。このカメラは見事な画質で、使い勝手と造りも素晴らしく、非常に高速なAFを含む多くの驚くような革新的な機能を搭載している。とは言え、(このクラスで)最も高価なカメラでもある。LEICA Q は、ライカで最も完成されたコンパクトカメラだが、4295ドルの価格は大きな投資だ。それでも、あなたが28mmレンズと見事な画質を高く評価するなら、このカメラを間違いなく推薦することができる。

 

LEICA Q は、機能てんこ盛りで非常にハイスペックなコンパクトカメラで、コンパクトの中では現時点では最も高性能なカメラの1つと言ってよさそうです。

価格はライカだけあってかなり高価ですが、非常に高解像度のEVFと手ブレ補正が搭載されているのはとても魅力的ですね。画質は、サンプルを見る限りでは、あまりカリカリではなく、柔らかめで雰囲気のある描写という印象です。