ソニーは今後はフルサイズカメラに注力する

Mirrorless Rumors で、韓国ソニーのマネージャーのインタビュー記事が紹介されています。

Sony says focus from now on is on Full Frame. Entry level APS-C market is slowing down.

  • 韓国ソニーのマネージャーBae Ji-hoon氏が、Koreatimesのインタビューで次のように述べている。

    「ソニーは、将来は、フルサイズカメラに集中するつもりだ。短期的には、我々は既存のフルサイズカメラユーザーをターゲットにし、それから、長期的にはエントリー機と中級機のユーザーを、そこからアップグレードしてもらうために魅了し、フルサイズカメラの人気を引き上げたい」

    「カメラ市場の成長の停滞に加えて、エントリークラスのレンズ交換式カメラ市場は、急激に減速している。ソニーは、昨年、ミラーレスカメラ市場の59パーセントのシェアを握っており、そして過去5年間にミラーレスカメラを最も多く販売しているが、レンズ交換式カメラ市場全体では、トップに立ったためしがない。我々の今年の目標はこの市場で初の首位になることだ」

    私は彼が、韓国市場だけのことについて話しているのか分からないが、もしソニーがAPS-C市場から後退するなら、とても驚きだ。しかし、このことによって、今年初めにロードマップがリークしているα6xxxがなぜ発表されていないのか、説明がつくだろう。ソニーはAPS-Cを諦めるのだろうか?

 

ソニーは、現在、フルサイズのEマウント製品を中心に新機種やレンズを投入していますが、将来もこの路線を維持していくということなのでしょうかね。APS-C機は、最近はEマウント機もAマウント機もあまり登場していませんが、今後どうなるのか、展開が気になるところです。

また、ここ最近では、各社共に低価格帯のコンパクトカメラの販売が芳しくないようですが、この記事によると、レンズ交換式の低価格機も急速に落ち込んでいるということなので、レンズ交換式も、今後はフルサイズなどの高価格帯の製品が中心になるのでしょうか。