富士フイルムが「XF35mm F2 R WR」と「XF1.4X TC WR」を正式発表

富士フイルムが、標準単焦点レンズ「XF35mm F2 R WR」と1.4倍のテレコンバーター「XF1.4X TC WR」を正式に発表しました。

フジノンレンズ XF35mmF2 R WR

  • 肉眼で見たままの自然な描写が可能で、汎用性の高い標準画角の単焦点レンズ「フジノンレンズ XF35mmF2 R WR」を、平成27年11月19日より発売。
  • 6群9枚のレンズ構成を採用。開放F値2.0での撮影から、単焦点レンズならではのコントラスト豊かで解像感の高い描写が可能。
  • 非球面レンズ2枚を使用し、最大径60mmとスリムで、レンズ全長45.9mmとコンパクトな光学設計を実現。170gと軽量なため撮影時の取り回しに優れている。
  • インナーフォーカス方式を採用。静粛性と制御性に優れるステッピングモーターでレンズを駆動することにより、高速で静かなAFを実現(最速0.08秒)。
  • 外装には質感と剛性に優れる金属製パーツを全面に採用。鏡筒各部に計8か所のシーリングを施し、防塵・防滴・-10℃の耐低温構造を実現。

フジノン テレコンバーター XF1.4X TC WR

  • 望遠の撮影領域を拡張するテレコンバーター「フジノン テレコンバーター XF1.4X TC WR」を、平成27年11月19日より発売。
  • 3群7枚のレンズ構成を採用。主レンズの高い光学性能を維持したまま、焦点距離を1.4倍に拡大。
  • 被写界深度の浅い超望遠領域の撮影でも高精度なAFが可能。本製品を使用せず撮影する場合と同等のAF速度を実現。
  • 鏡筒各部にシーリングを施した防塵・防滴・-10℃の耐低温構造を採用。
  • 金属外装による高品位な外観を実現。

 

XF35mm F2 R WR は明るさこそF2ですが、普及型のレンズではなく、他の大口径レンズ群と同様に金属鏡筒や防塵防滴構造などを採用した高級仕様のレンズになっているようですね。また、インナーフォカスを採用しているので、35mm F1.4 のAF速度に不満がある方には、このレンズがいい選択肢になるかもしれませんね。

あと、1.4倍のテレコンは、AF速度がマスターレンズと変わらないということなので、かなり使い勝手が良さそうです。