- オリンパスが6日発表した2015年4~9月期の連結決算は純利益が前年同期比60%増の358億円だった。主力の内視鏡が国内外で伸びた。デジタルカメラを柱とする映像事業も機種絞り込みなどが奏功して上期では6年ぶりに営業黒字となった。円安進行も利益を押し上げた。
- 映像事業の営業損益は2000万円の黒字(前年同期は37億円の赤字)を確保した。利益率の低いコンパクトの機種を削減。注力しているミラーレスタイプでは主力の日欧で広告宣伝費を重点投入して採算が上向いた。対ドルの円安も93億円の営業増益要因となった。
- 精密大手7社の15年6~9月期(キヤノンは同1~9月期)決算では、半導体製造装置が伸びたニコンなど4社が最終増益を確保。中国減速などを背景にキヤノンをはじめ3社が減益だった。
オリンパスは9月に発売されたE-M10 Mark II が発売直後に一時販売中止になるトラブルもありましたが、映像事業は6年ぶりの黒字ということで、まずはよかったですね。
最近は低価格なコンパクトだけでなく、レンズ交換式も売れなくなってきているという話も聞きますが、オリンパスはミラーレスが好調のようですね。来年はE-M1 II や新型PENの登場も噂されていますが、この好調を維持できるかどうか注目したいところです。
かふか
オリンパスには頑張ってもらいたいですね。
レフ機2強と最近元気なソニーを追い付け追い越せでいってほしいです。
みなみ
為替要因が働いてこれではとても好調とはいえない気がしますが。
XFLEX
E-PL6が国内ランキングでトップの常にトップの座で売れて、
ミラーレスのシェアを挽回していたのに、この黒字幅というのは
為替要因を考えてもかなり厳しい感じもしますが…
来年のハイエンドPENとEM1Ⅱで盛り返して欲しいですね!
RGVΓ
機種絞り込みが功を奏しての流れで考えるとPENは1機種に統合かもしれないですね。その代わりにOM―Dを多機種展開するんでしょうか。ところでE―M10m2の前後ダイヤルはとてもマニアックで良いですね、パパママ向けでPRするには勿体ないカメラだと思います。あと、前年比減収予想のキヤノン・リコー・エプソン・コニミノの4社が事務機器サプライヤーということは日本の景気はまだまだ底這いなんでしょうね。中でもペンタFF機の発表を控えるリコペンが少し心配ですね。
daylight
ソースの日経記事は、かなりミスリーディングですね。
この記事だと円安じゃなきゃ、相変わらず映像事業は赤字だったように読めます。
オリンパスの決算資料を見ると、93億円の円安による営業増益要因は事業全体の話で、
映像事業のみでは、為替はむしろ16億円マイナスに作用しているとなっています。
http://www.olympus.co.jp/jp/common/pdf/brief148PA_5.pdf
どもん
黒字の額としては、喜びもやや半減ではありますが、
ずっと赤字だった事業がやっと上向いてきたのは良いこと。
ただ、パナGMシリーズのような超小型レンズ交換式カメラを
見ると、PENの位置づけが中途半端に見えるのも確か。
単に安売り用ではなく、存在感ある形での存続を願いたい。
あとは、スーパー35センサーの搭載でしょうか。
これはパナが先にやるかも知れませんがネ。
genta
しっかりした機能を備え、コスパもよく、将来的にも機材拡張への意欲を持てるモデルならば自ずと人気は上がると思います
エントリー、ハイエンド問わず魅力的なモデルが増えると嬉しいですね
海のおじさん
良かったですね。これからも良い物(ユーザーが期待する物)を出し続けて欲しいです。
JJ
オリンパスの機種は価格的にお手頃感があります。コストパフォーマンスが良い、と言っても良いかもしれません。
女性にも人気があるようでE-Pシリーズのカメラをぶら下げている人をよく見かけます。
あまり高価格帯に移行せずしっかりしたカメラ、レンズを造って欲しいです。
どりゃー
オリンパスの内視鏡事業は圧倒的強さですね。
映像事業は過去数年機種の絞りこみ、
固定費削減をずっとやってきて
ようやく損益拮抗の状況になったので、
台数を得ずに今後も継続できるよう
交換レンズを頑張らないといけないでしょうね。
高倍率ズームの拡充を希望します。
15倍や20倍ズームです。
ぶらりん
E-PL/PM機のダブルズームキットが実売価格で4万を下回るような
売り方は仮にシェアは取れたとしても、もうやっちゃいけないということなのでしょうね。
まだ流通在庫はだぶついているようですが。。。
かと言ってその価格帯をぶつけておかないと売り場では他社に流れてしまう、
という営業の気持ちも分からないではないですし。
そこをクールに切り捨てて利益重視で行くのか、それとも前時代的なシェア至上主義を
温存するのか?という。
今度出ると噂されているPENが高級PENの王道を行くのか、で
オリンパスの答えが示される気がします。
TOM
old43からのオリンパスユーザーとして
赤字でなくなり映像事業を辞めるという選択肢が当面なくなったようで
一安心です
ミラーレス機が欧米でも浸透してきたようですし
コンパクト機のラインナップ整理と商品の適切な管理ができたようで
営業現場と生産見通しがチグハグだったオリンパスの病気が治ってきたように感じられます