DxOMarkにソニーE PZ18-105mm F4Gのスコアが掲載

DxOMark に、ソニーのAPS-C用の標準ズーム「E PZ18-105mm F4G OSS」のスコアとレビューが掲載されています。

Sony E PZ 18-105mm F4 G OSS lens review: Attractive option 

 テスト機はα6000   EPZ18-105 F4   E16-70 F4   E18-55 F3.5-5.6   E16-50 F3.5-5.6 
DxOMarkスコア 15 17 15 13
解像力 9P-Mpix 8P-Mpix 9P-Mpix 6P-Mpix
透過 4.5T 4.3T 4.8T 5.2T
歪曲 2.3% 0.4% 0.6% 1.3%
周辺光量落ち -1.6EV -1.0EV -1.3EV -1.8EV
色収差 11μm 8μm 15μm 10μm

  • E PZ 18-105mm F4 はズーム域を考えると、全体的にしっかりとした性能だ。中央の解像力は、24MPのα6000でもズーム全域で良好で、9P-Mpixは比較的高い解像力だ。しかし、隅の解像力は不足しており、絞っても画面全体が高解像力にはならない。
  • 広角端では糸巻き型の歪曲がかなり顕著で、色収差はズームの両端(18-24mmと105mm)では厄介だ。幸いなことに色収差が目立つのは隅だけだが、絞り値にかかわらず色収差は見られる。
  • 18-105mm F4は、中央は開放からズーム全域でシャープで、これは望遠端でも変わらない。弱点は中央以外の部分で、周辺部は16-70mm F4 ほど良く補正されていない。それでもツァイス16-70mmが400ドル高いことを考えると、この2本の選択は悩ましいところだ。18-105mmの望遠端の長さも魅力で、動画を使うユーザーは特にパワーズームに惹かれるかもしれない。

 

ソニーの標準ズームのスコアを比較すると、16-70mm F4 が頭一つ抜けているようですが、18-105mmはピークの解像力では16-70mm F4を上回るスコアが出ており、ズーム倍率を考えれば健闘していると言っていいかもしれませんね。18-105mm F4はパワーズームなので、特に動画重視のユーザーには魅力的な選択肢になりそうです。