X-T2の4K動画は極めてシャープで良好な画質

EOS HDに、富士フイルムX-T2の動画機能を中心としたレビューが掲載されています。

Fuji X-T2 is serious video tool with 4K and F-LOG / wide colour gamut

  • X-T2には4K動画とF-LOGが採用されており、私はLOGプロファイルの採用には非常に驚いた。これは大歓迎の仕様だ!
  • 4Kの連続録画時間は10分だが、バッテリーグリップ使用時は30分まで伸びる。これは多くの4K対応のミラーレス機の録画時間と互角だ。
  • X-T2の4K動画はフル6Kの読み出しのようで、実に良好な画質だ。60pのフルHDモードも顕著に改善しており、このモードでは、3K読み出しからオーバーサンプリングされている。
  • X-Trans配列のローパスレスのセンサーの4K動画における効果は明らかで、動画は極めてシャープだ。これは、私の目にはソニーのカメラ以上に見える。
  • ボディに手ブレ補正は内蔵されていないが、富士フイルムのOIS(レンズ内手ブレ補正)は動画で非常に上手く動作し、そして静かであることが分かった。
  • EVFは、現在の他のどのミラーレスカメラ(LEICA SLを除く)よりも顕著に優れている。X-T2のEVFは100fpsのリフレッシュレートに対応しており、X-T1から大きく改善している。
  • フィルムシミュレーションモードは、全て4K動画で使用できる。富士フイルムの色に関する知識は、このカメラの強みだと思う。
  • コントラストAFはセンサーの読み出しが2倍に高速化された恩恵を受けている。位相差AFは主にスチル用だが、動画モードでも有用だ。タッチパネル非搭載なので、残念ながらタッチ操作のAFはできない。
  • X-T2はα6300より599ドル高いが、これは少しばかりバーゲン価格だ。

 

これまでXシリーズの動画は、それほど高い評価ではありませんでしたが、新型のX-T2ではこれまでとは打って変わって非常に高い評価になっているようです。動画専門サイトのEOS HDで、この評価はすごいですね。

高画質な4Kに加えて、X-T2ではLOGも採用されているので、動画には相当力が入っているのが伺えますね。