キヤノンがEOS 5D Mark IVを正式発表

キヤノンが、30MPセンサーを搭載するフルサイズ一眼レフ「EOS 5D Mark IV」を正式に発表しました。

フルサイズデジタル一眼レフカメラ"EOS 5D Mark IV"を発売

  • キヤノンは、高画素・高速連写・高感度などの性能を従来機種と比較して総合的に向上させたハイアマチュアユーザー向けのデジタル一眼レフカメラEOS 5D Mark IVを9月8日より発売する。
  • 有効画素数約3,040万画素35mmフルサイズCMOSセンサーおよび映像エンジン「DIGIC 6+」の搭載により、常用ISO感度ISO100~32000を実現。
  • 新開発ミラー振動制御システムの採用により、最高約7コマ/秒の高速連写を実現。
  • 撮像素子から得たデュアルピクセル情報をRAW画像に付加する「DPRAW撮影」が可能となり、キヤノン独自のRAW現像ソフトウエアを通じて撮影後に解像感補正などの微細な画像処理が可能。
  • 「61点高密度レティクルAF II」の搭載により、従来機種より縦方向に測距エリアが拡大し、エクステンダーを使用した超望遠撮影時は、レンズの開放絞り数値がF8までの明るさでも全測距点でAFが可能。中央測距点ではEV-3の低輝度限界を達成。
  • 従来のレンズ光学補正だけでは対応できない収差の補正と、ローパスフィルターに起因する画像劣化を補正する「デジタルレンズオプティマイザ」機能を撮影時に適用可能。
  • 「EOS 5Ds / EOS 5Ds R」(2015年6月発売)と同じ、約15万画素のRGB+IR(赤外光)測光センサーを搭載。
  • 4K / 30pの高精細な動画撮影やフルHD / 60p、スローモーション映像の撮影に適したHD / 120p動画のほか、タイムラプス動画撮影が可能。K動画から任意の1コマを静止画として切り出す「4Kフレームキャプチャー」機能を搭載。

 

長い間噂が流れていた5D Mark IVがついに登場しましたね。スペックは噂通りで、5D3から全体的に性能を改善した正常進化モデルとなっているようです。噂で話題になっていたデュアルピクセルRAWも採用されているので、この機能が実際に実践でどのように活用できるのか興味深いところですね。

価格は、直販参考価格がボディのみで税別43万2500円、24-105mm F4L IIとのキットが税別55万7500円で、海外で噂されていた価格と比べるとかなり高いようです。