キヤノンが4Kビデオカメラ「XC15」を正式発表

キヤノンが海外で、XC10の後継機「XC15」を正式に発表しています。

Canon announces the XC15 4K video camera

  • キヤノンがコンパクトボディの4K UHDカムコーダーXC15を発表した。このカメラは2015年に登場したXC10の後継機だが、XC15のポジショニングはXC10と大きく異なっている。

    XC10は12MPのスチル画像が撮れることが強調されており、スチルとビデオの両方を撮影する必要がある人のためのギャップを埋めるカメラとして登場したが、XC15はこれと対照的に、シネマEOSのBカメラとしても使用できる動画制作用のハイクオリティな4Kカムコーダーに位置付けられている。

    XC15はXC10と同じ換算24.1-241mm F2.8-5.6のレンズが搭載されており、XLRマイクに対応している。このカメラは、XLR入力をサポートするMA-400マイクアダプターと共に発売される。XC15の発売は9月で、価格は3000ドルになる。
  • XC15のスペック
    - レンズは手ブレ補正付きの24.1-241mm F2.8-5.6(動画では27.3-273mm)
    - 絞り羽根は8枚
    - UDレンズ、Hi-UDレンズ使用
    - メカシャッター内蔵
    - NDフィルター内蔵
    - センサーは1インチ12MP CMOS
    - DIGIC DV5プロセッサー
    - 3インチ103万ドット液晶モニタ
    - 動画は4K30fps、フルHD60fps、YCC422 8bit
    - 音声はリニアPCM(16bit、48kHz)、2チャンネル 
    - ISO160-20000
    - メディアはCFast

 

キヤノンXC15は、レンズやセンサーなどのスペックは変わっておらず、旧型からは小規模なモデルチェンジになっているようです。残念ながら4K動画の60fps対応も見送られたようですね。XLR端子のマイクに対応したことが、最大の改良点でしょうか。

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