ニコンが「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR」を正式発表

ニコンが、蛍石を採用した新しい大口径望遠ズーム「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR」を正式に発表しました。

大口径望遠ズームレンズ「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR」を発売

  • 「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR」は、蛍石レンズや高屈折率レンズ、マグネシウム合金製部品の採用によって、「従来製品」に比べ約110gの軽量化を達成。
  • 防塵・防滴構造に加え、埃や水滴が付着しにくく付着しても拭き取りが容易なニコン独自のフッ素コートも採用。
  • 従来製品よりも、ズーム全域で、画像周辺部まで安定した高い解像性能を発揮。各収差を効果的に補正する蛍石レンズ、高屈折率(HRI)レンズ、6枚のEDレンズや、ゴーストやフレアを低減する「ナノクリスタルコート」の採用とあいまって、卓越した描写性能が得られる。
  • VR機構には、動きの変化が激しい被写体を追いやすくフレーミングしやすい[SPORT]モードを搭載したほか、従来製品に比べ、電源を入れた直後のVR性能が大幅に向上。[NORMAL]モード時には4.0段の高い手ブレ補正効果を発揮。また、不規則な動きの被写体に対するAF追従性能も向上。
  • 電磁絞り機構を採用し、高速連続撮影時も含め、安定した露出制御が可能。
  • 最短撮影距離を従来製品の1.4mから1.1mに短縮し、最大撮影倍率も0.11倍から0.21倍へ向上。
  • AF駆動開始時および停止時の振動感や駆動音を大幅に低減。
  • 発売予定は2016年11月11日、希望小売価格は33万2500円(税別)。

 

先日情報が流れたニコンの70-200mm f/2.8Eが、正式に発表されました。新型は軽量化した上で、光学性能やVRが改善されているので、かなり訴求力が上がっているという印象です。最短撮影距離が短縮されているのも嬉しい改良点ですね。

希望小売価格は旧型よりも2万2500円上がっていますが、これは内容を考えれば十分納得いくものと言ってよさそうです。

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