リコーイメージングが「PENTAX KP」を正式発表 [内容更新]

リコーイメージングが、新型のAPS-C 24MPセンサーを採用した一眼レフカメラ「PENTAX KP」を正式に発表しました。

Ricoh announces Pentax KP

  • リコーは、K-3 II の後継機「PENTAX KP」を発表した。このカメラには新型の高感度に強い24MPセンサーが採用され、改善されたボディ内手ブレ補正システムが搭載されている。
  • 新しいCMOSセンサーによって最高感度819200が実現し、最高速1/24000秒の電子シャッター(機械シャッターの最高速は1/6000秒)が採用されている。
  • KPにはK-1に採用された5軸手ブレ補正システム「Shake Reduction II」が搭載されており、メーカーの公称で5段分の補正効果がある。KPにはリアルレゾリューションとローパスセレクト機能も搭載されている。
  • AFはK-3 II と同じSAFOX 11が採用され、27点のAF測距点のうち25点はクロスセンサーだ。
  • KPのボディは、防塵防滴・耐低温仕様(-10度)で比較的コンパクトだ。ファインダーはペンタプリズムで視野率 "ほぼ" 100%、倍率は0.63倍(※スペックシートでは0.95倍)。液晶モニタは3型の92.1万ドットチルト式だ。
  • グリップは3種類が用意され、この中から選択することができる。
  • 動画はフルHD60i。連写速度は7コマ/秒。Wi-Fi内蔵。フラッシュ内蔵。GPSはオプション。
  • バッテリーライフは390枚で、一眼レフとしては少ないが、オプションのバッテリーグリップで、D-LI109を追加するか、または、よりパワフルなD-LI90が使用できる。
  • 大きさは132 x 101 x 76mm、重さは703グラム(バッテリー込み)。
  • KPのボディカラーはシルバーとブラックで、価格1099ドル/1099ポンド、発売は2月の末になる。

 

PENTAX KPのスペックは噂通りで、高感度の強さと電子シャッターの採用が最大のアピールポイントのようですね。新型センサーで、どの程度高感度に強くなったのか非常に楽しみです。

KPは、元記事ではK-3 II の後継機とされていますが、連写速度や機械シャッターの最高速など、K-3 II を下回る部分もあるので、直接の後継機ではないのかもしれませんね。

[追記] 国内でも正式発表されました(公式の製品ページ)。店頭価格はボディのみで、最安値で約12万4000円となっています。

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