キヤノンの2017年第1四半期のレンズ交換式カメラは前年同期比6%増

キヤノンが、2017年12月期第1四半期の業績を発表しています。

キヤノン、2017年第1四半期はレンズ交換式カメラが前年同期を上回る

  • キヤノンは4月26日、2017年12月期第1四半期の業績を発表した。売上高は前年同期比22%増の9,727億6,100万円、営業利益は同88.8%増の756億6,500万円。純利益は同70.5%増の780億1,000万円。
  • イメージングシステムビジネスユニットの売上高は同3.1%増の2,420億5,900万円で、売上高に占める構成比は24.9%。営業利益は同49%増の292億3,600万円。デジタルカメラの台数伸び率に変化はないが、構成比としてレンズ交換式デジタルカメラが同6%増の108万台、コンパクトデジタルカメラが同6%減の100万台となっている。
  • レンズ交換式デジタルカメラはハイアマチュア向けのEOS 5D Mark IVが販売を伸ばしたほか、ミラーレス比率の高いアジア圏においてカメラ専門店以外に販路を拡大することで台数・シェアともに前年を上回り、デジタルカメラ全体に占める構成比は金額ベースで83%(交換レンズ含む)、台数ベースで過半数の52%を占める。

 

デジカメ関係の売上はかなり厳しいメーカーが多いようですが、キャノンはその中では比較的好調のようですね(とは言え、年間では9%減とのことですが)。

EOS 5D Mark IV は、レンズ交換式カメラの好調の原動力となっているようで、このカメラは、旧型よりも価格設定がかなり高くなったにもかかわらずよく売れているようです。