パナソニック8-18mm F2.8-4 はズーム全域で際立った画質

Photography Blog に、パナソニックの広角ズーム「LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4 ASPH」のレビューが掲載されています。

Panasonic Leica DG Vario-Elmarit 8-18mm f/2.8-4.0 ASPH Review

  • このレンズの全長は88mm、重さはわずか315グラムで、このような明るい超広角ズームとしては、意外に小さく軽量だ。ズーミングはインナーズームで、鏡筒は繰り出さない。フィルターは、67mmのものが取り付けられる。
  • フォーカスリングはバイワイヤ(モーター駆動)で、とても自然な感触だ。
  • AFは静かなので、動画には最適だ。AF速度は、G8との組み合わせでは非常に速い。
  • 色収差の問題は見られない。周辺光量落ちは、8mmの開放ではいくらか見られるが、それほど強いものではない。歪曲は、8mmではタル型が目立つ。
  • 逆光では、太陽を直接画面に入れた場合はフレアが出やすい。
  • ボケは、少なくとも我々の意見としては、とても素晴らしいものだった。
  • 8mmの解像力はF4からF11では、中央から隅まで素晴らしいが、F16からは解像力が低下し始める(10mm、12mmでも同様の結果)。18mmでは、F5.6からF11で中央から隅まで素晴らしい解像力だが、F16からは解像力が低下する。解像力は、開放ではわずかに低下する。
  • このレンズは小型軽量で、画質はズーム全域で際立っているが、望遠端は開放では若干甘いので、ベストの結果を得るには絞った方がいいだろう。広角端で歪曲がいくらか見られるのと、太陽を画面に入れるとフレアが出ること以外は、全域で画面の隅まで最高の画質だ。鏡筒の造りも良く、防塵防滴も嬉しい仕様だ。スチルと動画の両方を撮る人には、作動音が全くしないことと、汎用性の高い広角のズーム域で人気を得るだろう。

 

8-18mm F2.8-4は、超広角ズームにもかかわらず画面の隅までとてもシャープで、かなり優秀なレンズのようですね。サンプルでは、遠景はどの焦点距離でも細かい部分まで解像していて、風景は得意そうです。

このレンズは、パナソニックの7-14mm F4やオリンパスの7-14mm F2.8と異なり、フィルターが使えるのが嬉しい仕様ですね。