ソニーが「FE12-24mm F4 G」と「FE16-35mm F2.8 GM」を正式発表

ソニーが海外で、Eマウント用の2本の広角ズーム「FE12-24mm F4 G」と「FE16-35mm F2.8 GM」を正式に発表しました。

Sony unveils FE 12-24mm F4 G ultra wide-angle full-frame zoom

  • AFモーターには、ピエゾ素子を使ったダイレクトドライブSWMが採用されている。インナーフォーカスが採用され、フォーカシングで全長は変わらない。
  • このレンズは、防塵防滴仕様で、ナノARコーティングが採用され、前玉にはフッ素コートが施されている。絞りは7枚羽根の円形絞りで、F4からF8までボケは円形を保っている。
  • レンズ構成は13群17枚。非球面レンズ4枚、スーパーEDレンズ1枚、EDレンズ3枚。
  • 最短撮影距離は0.28m、最大撮影倍率は0.14倍。
  • 全長117mm、最大径87mm、重さ565グラム。鏡筒はマグネシウム合金製。
  • 12-24mm F4の発売は7月で、価格は約1700ドル。

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Sony adds 16-35mm F2.8 GM to G-Master pro-focused lens range

  • FE16-35mm F2.8 GM は、他のGMレンズと同様に、開放から良好な解像力を達成するように設計されている。
  • AFモーターは、ピエゾ素子を使ったダイレクトドライブSWM。
  • 絞りは11枚羽根の円形絞りで、F2.8からF5.6では、ほぼ完璧な円形になる。
  • ナノARコートを採用し、透過と内面反射を改善している。前玉にフッ素コートを採用。
  • レンズ構成は13群16枚、2枚のXA(超高度非球面)レンズ、EDレンズ。
  • 全長122mm、最大径89mm、フィルター径82mm、重さ680グラム。
  • 最短撮影距離0.28m、最大撮影倍率0.19倍。
  • 16-35mm F2.8 GM の発売は8月で、価格は約2200ドル。

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待望のソニーの広角ズームが正式発表されました。まさか、広角ズームが2本同時に来るとは思いませんでした。12-24mm F4は、確かに噂で言われていたように「予想外」のレンズでしたね。

16-35mm F2.8 GMはGマスターレンズらしく、XAレンズを2枚使ったかなり気合が入ったレンズのようです。

一方、12-24mm F4 はGレンズで、スペックの割りに大きさ・重さが比較的抑えられているので、バランスを重視した使い勝手の良いレンズになりそうですね。