タムロンが「18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD(Model B028)」を正式発表

タムロンが、APS-C一眼レフ用の高倍率ズーム「18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD(Model B028)」を正式に発表しました。

18-400mmをカバーする超望遠高倍率ズームレンズ誕生

  • 株式会社タムロンは、世界で初めて18-400mm の焦点距離をカバーするAPS-C一眼レフカメラ専用超望遠高倍率ズームレンズ「18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD (Model B028) 」を発売する。
  • 世界で初めてAPS-Cサイズ用として18-400mmまでの焦点距離、ズーム比22.2倍を実現。望遠端400mmは、35mm判換算で620mm相当の画角となる超望遠撮影を可能とする。
  • 11群16枚のレンズ構成による光学系は、最新の光学設計に基づきLDレンズや非球面レンズをはじめとする特殊硝材を効果的に配置。その結果、色収差や歪曲収差など諸収差を抑制し、超望遠高倍率ズームとして良好な描写性能を実現。
  • 最大撮影倍率が1:2.9であるため、テレマクロ的な撮影も可能。
  • 超望遠域をカバーする高倍率ズームでありながら、全長121.4mm、質量705gという軽量・コンパクト化を実現。
  • AF駆動にはタムロン独自開発の「HLD」を採用。HLDは優れた駆動力と省電力を実現。
  • レンズ本体に内蔵したモーターで絞り羽根を駆動・制御する電磁絞り方式をニコン用レンズに採用。より精密な絞り駆動が可能。
  • 発売日は2017年7月20日(ニコン・キヤノン用同時発売)、希望小売価格は9万円(税抜)。

 

18-400mmの店頭価格は、最安値で約7万5000円程度で、同じタムロンの16-300mmの初値が約7万円だったので、それほど変わらない価格設定ですね。

このレンズは望遠端が400mmのズームとしては、かなり軽量コンパクトで、気軽に持ち歩けそうです。あとは、描写性能が気になるところですね。