・ライカ タンバールM f2.2/90mm 伝説のレンズが復活
- 「ライカ タンバールM f2.2/90mm」は、1935年に製造されたタンバールの復刻版で、独特のソフトフォーカス効果とボケ味などの光学設計をそのままに、現代的なデザインにアップデートしている。
- 性能の秘密は、球面収差を意図的に残したレンズ設計と、円形のボケを実現する20枚の絞り羽根にある。
- 光学設計もオリジナルのレンズとほぼ同じで、唯一異なるのは環境による影響や腐食から保護するためにレンズの表面にシングルコーティングを採用していること。
- レンズ構成は3群4枚。最短撮影距離は1m。フィルター径は49.6mm。絞り羽根は20枚。最大径57mm、全長110mm。重さは500g。
最近よく話題になっていたタンバールの復刻版レンズが正式に発表されました。光学系は、コーティング以外は変更されていないということなので、Mマウント用の新型でもあの独特の描写が味わえそうですね。
ヘリコイド
予想どおり「センタースポットフィルター」付きですか。絞り羽根が20枚とは、なかなか贅沢ですね。しかし価格が・・・
Fuk036
出ましたね。80年前以上のレンズを復刻するとは、すごい設計資産ですね。作例を見ましたが絵画調の描写がたまりません。これを契機にまたソフトフォーカスブームが来るかも。
村家
タンバールは球面収差をプラス側に振ってる(他のソフトレンズはほとんどがマイナス側に振っている)ので、理屈の上では「前ボケはきれいだけど後ボケはイマイチ」なレンズなはずなんだけど、実写ではどうなるのか興味があります。
それにしてもこの価格で商売になる(と考えてる)のがすごい。秋山先生が愛用したペンタックスの35判用の85mmや67判用の120mm(後者は実は私も持ってる)と較べるのも無粋かもしれないけど・・・。
どりゃー
最近のライカの戦略をはっきり示す製品ですね
旧タンバールユーザーでもっともっと
購入意欲があるほどの人向けだと思います
hama
数が出るものでもないでしょうし絞り機構なども復刻してる分コストはかかるんでしょう
ただ何より過去の製品に対してもブランドイメージを損なわないようにしていると感じますしそこがライカがライカたるゆえんなんでしょうね