キヤノンの新タイプの可動式モニタの特許

Canon Rumors で、新しいタイプの非常に大型の可動式モニタの特許が紹介されています。

Canon Patent: New Rear Screen Concept for DSLRs

  • キヤノンジャパンの特許に、新しい背面モニタの設計図が掲載されており、これは非常に興味深いものだ。多くの人が、最終的に背面の全体がモニタになると推測していたと思う。

    この特許にはモニタのサイズだけでなく、モニタの新しい可動機構も示されている。この機構で興味深いのは、モニタを動かすと、モニタの背後にあるモードダイヤルが現れることだ。

    多くの人がEOS-1D Xシリーズや5Dシリーズ、7Dシリーズのようなプロフェッショナルカメラに可動式モニタの採用を求めており、そして今も採用を待っている。この新型モニタは、1D Xのようなフラッグシップ機に採用するのは飛躍しすぎだと思うが、7D Mark III や動画重視の一眼レフなら導入される可能性はあるかもしれない。

canon_monitor_patent_201710_001.jpg

canon_monitor_patent_201710_002.jpg

特許のモニタは、背面の全面を覆う大型の可動式液晶モニタで、非常に見やすそうですが、モニタを開かないと、電子ダイヤルやいくつかのスイッチ類が操作できないのは、あまり使い勝手がよくなさそうですね。

モニタを閉じている時の背後に隠れているスイッチ類の操作は、タッチパネルの操作で代用するのでしょうか。