シグマ「14mm F1.8 Art」と「Samyang14mm F2.4」「Samyang 14mm F2.8」の比較レビュー

DPReview に、シグマ14mm F1.8 Art とSamyang 14mm F2.4、Samyang 14mm F2.8 の3本の超広角単焦点レンズの天体撮影の比較レビューが掲載されています。

Astrophotography lens shootout: Samyang 14mm F2.4 vs Sigma 14mm F1.8

  • 天体撮影用の高性能な超広角レンズの購入を考えているなら、旧型のSamyang 14mm F2.8は手頃な選択肢だ。新型のSamyang 14mm F2.4はより明るくハイクオリティだが、それほど高価ではない。シグマの14mm F1.8 Art は、2月の発売以来、天体写真家垂涎のレンズだ。NatureTTLのMatthew Savilleが、これらのレンズの性能を比較している。
  • 絶対的な集光力が必要で価格が気にならないなら、シグマ14mm F1.8 Art が選択すべきレンズだろう。このレンズは極めてシャープで、開放時の画面の隅でさえ、極めて素晴らしい結果が得られる。
  • コストパフォーマンスを重視するなら、総合的にSamyang 14mm F2.4 を超えるのは難しい。このレンズは開放時の隅はシグマよりもシャープで、シグマをF2.4に絞った時でさえSamyangの方がシャープだ。そして価格はシグマの半額だ。AFは付いていないが、多くの夜景や星景写真では常にMFを使用するだろう。
  • Samyang 14mm F2.8 は最も手頃なレンズ(250ドル)で、14mm F2.4の半額以下だ。しかし、価格が低い分、性能も顕著に低い。このレンズは1080p(フルHD)で表示するタイムラプス動画用のレンズとしては素晴らしい選択肢になる。

 

Samyang の14mm F2.4は、同社の14mm F2.8 とは全く別物と言っていいほど進化しているようですね。天体撮影でF1.8の明るさが必要ならシグマ以外の選択肢はありませんが、F2.4で十分な場合はSamyang 14mm F2.4が魅力的な選択肢になりそうです。