ソニーα7 III のDxOMarkのスコアはα7 II から6ポイント改善 [内容更新]

DxOMark に、ソニーα7 III のセンサースコアとレビューが掲載されています。

Sony A7 III: Low-light performer

 

  α7 III      α7 II      α7R III     α7S II       α9    
Overall Score
(センサーの総合点)
96 90 100 85 92
Color Depth
(色の再現域と分離)
25 24.9 26 23.6 24.9
Dynamic Range
(ダイナミックレンジ)
14.7 13.6 14.7 13.3 13.3
Low-Light ISO
(許容できる最高のISO感度)
3730 2449 3523 2993 3517

  • α7 III の総合スコア96ポイントは、ソニーのセンサーではα7R II とRX1R II に次ぐスコアで、同じ画素数のα9のセンサーをリードしている。
  • α7 III は色再現もダイナミックレンジもとても良好だが、目玉は高感度の3730のスコアで、これはこれまでにテストした35mmフルサイズセンサーの中で最高のスコアだ。
  • α7無印シリーズは、これまでα7Sとα7Rシリーズの間で常にバランスを取ってきたが、今回のセンサーは高感度性能でもα7S IIをしのいでおり、全体としてα7R III に迫っていて、もはや今までのバランス志向ではない。

 

α7 III は、旧型のα7 II からダイナミックレンジと高感度が大幅に改善していて、特に高感度の3730は、αシリーズでトップだったα7Sの3702を超えるすごいスコアですね。

同じ24MPのα9と比べると、α7 III がダイナミックレンジで大きく上回っていて、α7 III はα9のような高速読み出しが採用されていない分、やはり画質的には有利のようです。

[追記] 当初、α7 III のセンサースコアだけが公開されていましたが、α7 III のレビューも公開されたので、記事に追記しました。