富士フイルムX-H1はISO6400でもディテールが豊富でノイズも少ない

Imaging Resource に、富士フイルムのX-H1のスタジオサンプルが追加され、7DIIやGH5、α6500とのISO6400の比較サンプルが掲載されています。

Check out our Fujifilm X-H1 First Shots

  • 富士フイルムの新しいフラッグシップ機X-H1の最初のスタジオサンプルだ。画質比較ツールで他の機種との比較も可能だ。今回のX-H1から(富士のカメラの)レンズはXF90mm F2を使用しており、これまで使用していたXF60mm F2.4よりもシャープなので、X-H1の画像をX-T2などの旧機種と比べる時は注意して欲しい。
  • これまでの経験ではAPS-CではISO3200が満足できる感度だが、X-H1はこのルールを超えており、ルールブレイカーのように見える。ISO6400でもX-H1は、瓶のタイルパターンのディテールも非常に豊富で、背後のノイズも少なく、APS-C機ではトップレベルだ。
  • EOS 7D Mark II のISO6400では、瓶のタイルパターンのディテールは豊富ではなく、瓶の背後の部分のノイズも多い。
  • GH5のISO6400では、暗部のノイズは7D Mark II ほど多くはないが、タイルパターンのディテールはそれほど豊富ではない。
  • α6500のISO6400では、タイル部の細部のディテールは豊富だが、瓶の背後の部分のノイズが多く、瓶の左上の輪郭部分のディテールも失われている。

x-h1_iso_6400_comp_gh5_a6500_7d2.jpg

サンプル画像はそれぞれ使用レンズが異なっているようなので、解像力は参考程度に見ておいた方が良さそうですが、X-H1はISO6400の高感度でもディテールが豊富でノイズも少なく高画質をキープしているという印象です。