・Olympus shows new Multi-Storied Photodiode Sensor
- 新しいオリンパスの資料によって、フォトダイオード積層構造のマルチバンドCMOSセンサーの詳細が明らかにされている。
「我々はフォトダイオード積層構造のマルチバンドCMOS撮像センサーを開発した。このセンサーは、RGBと近赤外線の異なる2つの映像を同時に捉えることができる2層のフォトダイオードから成っている」
この技術が将来のオリンパスのカメラに使用されるかどうかは分からないが、この資料はオリンパスが独自のセンサー技術を開発していることを示している。
オリンパスが開発したセンサーは2層式で、上部が通常のベイヤーセンサーのような構造で、下部が近赤外線の受光部になっているようです。このセンサーがどのような用途を想定しているのかよく分かりませんが、オリンパスが多層センサーの技術開発を進めているのは興味深いところですね。
ohkujiraT
これですかねぇ。
https://www.titech.ac.jp/news/2016/035367.html
カラー画像と近赤外線画像を同時に撮影可能なイメージングシステムを開発―次世代画像センシングに向けオリンパスと共同開発―
F
近赤外線ですか。
医療用とか普通の写真撮影用のセンサーではなさそうにも思えますが、はてさて。
いやほん
赤外線は顔認識とかに使われてるんで普通に考えると内視鏡に積んで映像+3Dで患部を見られるとかそういう感じだと思うんだけど、一眼に応用できるのかな。
tyometyome
近赤外線だと、医療用途ではないでしょうか?
のん
NHK技研公開2018で、ソードトレーサーというものが紹介されていで、そこで可視・赤外一体型カメラというのが登場しているので、このような特殊なセンサーも色々と使い道はあるのでしょうね。
http://www.nhk.or.jp/strl/open2018/tenji/24.html
kooth
近赤外線だと血流とか酸素代謝測定に使いますので、
可視光と近赤外光を同時/個別に撮像可能なセンサーなら
内視鏡には最適なのではないでしょうか。
か
近赤外線
フォーカスシフトしないレンズがセットで必要そうですね
pic
ohkujiraT さんの資料は、近赤外線フィルタを追加しただけの1層配列なのでちょっと違いますね。
今回のは、Foveonと同じ原理で2層にしてるのがポイントでしょう。
Foveonの基本特許が切れるから、応用技術が色々出てきてるんでしょうか。
RGBフィルタを通過した後なので近赤外光に影響ありそうな気もするんですが、赤外光には透明なフィルタがあるのかな。
用途は、赤外線投光器を使った監視カメラなどでしょうか?
デジカメで近赤外って使い道あるのかな、近赤外のピント位置のずれを利用してAF情報に使える? 目に見えないAF補助光には使えそうですが。
内視鏡の場合、照明光の波長を切り替えて色を得るのが一般的と思うので、RGBフィルタがついたセンサーは使わないと思います。
人の目で見たRGBとは違う波長が有益だったりします。波長の狭い光を使ってがん細胞の血管だけ浮き上がらせる、などの観察法があるようです。
Luminaire
FOVEONはシリコンそのものに備わる、進入距離によって3色の強弱の形で分光して吸収される特性を元にしているわけで。
トップ層でのみRGBを割り当てているベイヤーセンサーに変わりはないと思う。
画像にも「ボンディング」とあるので貼り合わせているのかな。
ナイトメア
天体撮影にも使えそうなセンサーですね。
近赤外線ということはHα波も拾えそうですし。
P助
監視カメラで近赤外線と言うと暗視用カメラになりますね。2層式にする事で暗視の世界でカラー写真が撮れる一眼レフとか出ちゃうんでしょうかね。
ymd
図だけ見ると、これっぽいけどな
発表は2015年……
オリンパス、可視光と赤外光の観察像を同時に撮影するCMOSイメージセンサー
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/735136.html
記事によると、内視鏡用?